出版社/著者からの内容紹介
19世紀末にスペイン北部で偶然に発見されたアルタミラ洞窟壁画は1万数千年前に造形された先史時代を代表する芸術である.イノシシ,バイソン,ウマなどの動物を描く天井画のたしかなデッサン,色彩対比,ぼかしや線刻,巧みな陰影処理など,その絵画表現は人類の歴史上最高水準のものである.初めて明らかになるその全貌.
内容(「BOOK」データベースより)
本書はまず何よりも、アルタミラの洞窟壁画の充実した作品集である。ひとつの洞窟の岩面画作品がこれほどまとまってわが国に紹介されるのは初めてのことであり、写真図版をじっくり眺めるだけでも、先史岩面画を代表する遺跡であるアルタミラの真価が自ずと理解されることだろう。とくに大天井画の全景や、そこの作品の細部写真など、制作の雰囲気や作者の筆致などがなまなましく記録されていて貴重である。他にも、これまでほとんど紹介されてこなかった大天井画以外の、洞奥部の作品もふんだんに掲載されていて、一個の「聖域」とも擬されるアルタミラの統一感に満ちた全体像がいきいきと伝わってくるようである。
内容(「MARC」データベースより)
アルタミラの洞窟壁画を、全景や細部写真などによる奥部の状況までの豊富なカラー写真、先史美術研究の先鋭による的確なテクストにより紹介する。