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アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)
 
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アルゼンチンババア (幻冬舎文庫) [文庫]

よしもと ばなな
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

街はずれの廃屋みたいなビルに住む、変わり者で有名なアルゼンチンババア。母を亡くしてからしばらくして、みつこは自分の父親がアルゼンチンババアとつきあっているという噂を耳にする。思い切ってアルゼンチンビルを訪ねたみつこが目にした、風変わりで愛しい光景。哀しみを乗り越えていっそう輝く命と、真の幸福の姿を描く大傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

よしもと ばなな
1964年東京都生まれ。「キッチン」で海燕新人賞を受け、デビュー。「TUGUMI―つぐみ」で山本周五郎賞、「不倫と南米」でドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 80ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2006/08)
  • ISBN-10: 4344408357
  • ISBN-13: 978-4344408357
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 9.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 429,567位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夢追い虫 トップ1000レビュアー
形式:文庫
「本当の幸福」って何かを考えさせてくれる本でした。

それは他人の目や意見を気にしない、自分だけのもの。

アルゼンチンババアの生き方がそれを教えてくれたように思います。

「大切な物や人に囲まれて、自分流に生きること」

これに勝る幸福なんてないのかもしれません。

愛着のある道具の使い方一つを見たっていろんな愛の示し方がある。

清潔を保ち、汚さないように厳重に使うことも一つの愛し方ではあるけれど、

アルゼンチンババアのように、

ボロボロでみすぼらしくなっても肌身離さず使い込むのだって愛だ。

ただ優しくて気のいいおばさんの話ってだけじゃつまんない。

アルゼンチンババアなんて一度聞いたら忘れられないニックネームと、

強烈な個性をスパイスに加えるあたり

やっぱりよしもとばななさんのセンスには脱帽です。

アルゼンチンババアの不潔さと曼荼羅の美しさの妙な具合に

コントラスト化してて絶妙にいいんです!

不思議な味わいのある作品でした。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By サトマン トップ1000レビュアー
形式:文庫
 アルゼンチンババアとは、街はずれの古びたビルに住んでいた、叔母さんを、子どもたちがからかってつけたあだ名のこと。

 吉本ばななさんのペンネーム自体も久しみがありますが、アルゼンチンババアというニックネームは大変面白い。実は心やさしい女性「ユリさん」のことをアルゼンチンババアと呼んでいたわけですが、ただ単純に心優しいユリさんが登場しただけでは、この物語は成立しえず、アルゼンチンババアという何者かも知れぬ薄気味悪さがあるからこの小説が成り立ち、映画化にもなったように思いました。

 大変心温まる物語です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
みずいろ 2008/12/24
形式:文庫
単純に思った
なんてきれいなのだろうと

そして私は以前伺ったこんな話を思い出す
「私の思う人間の一番素晴らしいところは他者を想う心です
そしてそこに本当のしあわせがあるのではないでしょうか」

人の手で人の命が奪われているこの世界で
人の手で人の命が祈られることなど
まるで白昼夢か何かのように思われることさえある

けれど確かに
今日も人は祈る

好きだと言って欲しいだとか
頭を撫でて欲しいだとか
そんな大それたことではない

私の生きているこの世界に
貴方が生きていて欲しいと
ただそれだけを

求めることを与えること
与えることを求めること

愛し愛される

これほどの幸福が
どこにあるのだろう
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
究極の幸福論を、活き活きとした文体で。
題名のインパクトが強すぎますよね。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/26 投稿者: rieo
最後の最後で
薄くて、文字も大きく、挿絵もあり
(巻末にまとめて、ですが)
読みやすい本だと思います。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/31 投稿者: vega
人になんと言われようとアルゼンチンババアといて幸せ
ばななさんの目線が感じられた1冊でした。
生きるということ、愛するということ、そして死。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/16 投稿者: マリカ
映画化、おめでとうございます。
いろんな背景を背負った人たちが、心を通じ合い、静かな幸せつくりだしていくという吉本的基本... 続きを読む
投稿日: 2007/3/21 投稿者: mickey_elephant
家が汚いのはどうかと思うが、
でも、そこには愛があるのだろう。まとまった愛情にはない暖かさがアルゼンチンビルにはあって、ほのぼのとしている。このお話をつむぎだす吉本ばななは鬼才ですね。短いお話... 続きを読む
投稿日: 2007/2/10 投稿者: チョビ
ふしぎな設定・・・
近所のぼろいビルに住む、アルゼンチンババアという異名をもつ女性、

のもとに住み着いた父親。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/31 投稿者: pixy
衝動買い
自分の本にこんなタイトルをつけるとは。すごいタイトルだなぁと思ったので手に取って、はじめの書き出しだけ読んだ。気になる本だった。けれど急いでいたので買わずに帰った... 続きを読む
投稿日: 2006/8/20 投稿者: はまや
何かを考えさせられる作品
たった80ページの、しかも行間が十分に空けてある文庫本に、これほど時間のかかったことはありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/12 投稿者: ringmoo
泣けました
ばななさんの本を読むといつも泣いてしまうし

異次元に引き込まれるような感じがして覚悟がいるのですが... 続きを読む
投稿日: 2006/8/5 投稿者: ピノキオ
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