本作は、
ルパンが強盗犯と追跡劇を繰り広げる「奇怪な乗客」
ひょんなことから謎の人物から命をつけ狙われている父娘をルパン
が救う「さまよう死神」の二作品によって構成されたものとなっています。
読んでみた感想としましては、ルパンの「怪盗紳士」像を本作の底本となった
「南洋一郎版」よりも強調した仕上がりとなっており、ただただ美しい女性の
ために働くという誰もが抱いた「怪盗紳士」像をお子さん、もしくは自分?
に見せたいという方にはある意味ではおすすめかもしれません。
(ルブランの原作ではもう少し悪いことをしてるので・・・)
ただ、両作品ともルパン自体が犯行を行っていないので「怪盗」としての魅力は
薄く「紳士」としての魅力が前面に出たもとなっています。そういった点では「怪盗」
の魅力を求める方にはちょっと不向きかもしれません。
ちなみに次回作の「緑の目の少女」は3月18日の発売のようです。
それにしてもルブランが外ハネのメガネキャラになるとは・・・