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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい贈り物をありがとう チャーリー、アルジャーノン、そして著者のダニエルキイス,
By カスタマー
レビュー対象商品: アルジャーノンに花束を (単行本)
の本に出会ったのは高二の時に図書室でたまたま見つけたことがきっかけだった。その時は「なんかドラマで同じ題名のがあったな。まあ暇つぶしに読んでみるか。」という感じだった。始めは「何じゃこりゃ!?平仮名ばかりで読みにくいな。」と思いつつ読んだ。しかし読んでいくうちにどんどんはまっていき毎日学校を帰る前に一時間程読むのが習慣になった。気付けば日が暮れかけていたこともあった。 そうして読むこと約二週間、遂に読み終えた。だんだん終わりに近づくにつれて眼の前が濁ってきた。もう最後の数ページは涙がほろりと出そうになった。最後の二行にはグッと来た。 自分の精一杯の真心と優しさを込めて人に接し、決して人を馬鹿にせず、決して裏切らず、決して憎まず、思いやりがあり親切で友達思いのチャーリーは素晴らしい「知能」の持ち主だと思った。チャーリーは最後まで友達の「アルジャーノン」のことを忘れなかった。どんなに知能が衰退しても親切心や思いやりの心を忘れることは無いのだと思った。 初めて小説というものを読んだが、これ程にまで心に響き感動した小説は今まで無かった。この本に出会えて本当に良かった。この本に出会わなかったら本当に大切な「知能」に気付くことは一生無かったかもしれない。この小説を読んでから僕は死ぬまでこの「知能」を持ち続けようと心に誓った。 「ありがとうチャーリー」
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
見えない不幸、見えすぎる不幸,
By Y2 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アルジャーノンに花束を (単行本)
昔ユースケサンタマリア主演でドラマ化された時になんとなく見てて面白かったので、原作を読んでみた。 最初、字が小さくて平仮名ばかりで書いてあるので 挫折しそうになったが、最後まで読んで本当によかった。 知的障がい者や、その家族、周りの健常者の人々、 研究者、そして天才と呼ばれる人等、全ての人間には それぞれ個々の考えや悩みがあり、生き方がある。 そして、みんな不幸よりかは幸せになりたいのである。 知的障害や知的障がい者との関係、IQ、EQなど普段 あまり考えないことを考えさせてくれた一冊。 やっぱり…「普通」がいちばんって思う私は普通で凡人なんだろうなあ
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
特異な状況における人間の心理を刻銘に,
By
レビュー対象商品: アルジャーノンに花束を (単行本)
名作です。古典と言ってもよいかもしれない。「主人公が書いた報告書」の体裁をとっているために最初のほうは恐ろしく読みにくいんだけど、ここも我慢して読む価値がある。何よりもまず主人公の心理描写が刻銘でリアルで素晴らしい。そして、その描写が知能の急激な上昇という特異な過程に沿って描かれているからよけいインパクトがある。特異な状況をリアルに描ける著者の力量に脱帽である。ついでに序盤の知能が低い時期の文章を翻訳した訳者にも脱帽である。 僕はこの作品から「幸せとは何か」に関する安っぽい主張は一切感じなかった。特異な状況における人間の心理を刻銘に描いているという、ただその点において素晴らしい作品だと感じ、色々と考えさせられた。
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