「岩波講座ソフトウェア科学」全17巻のシリーズの第3巻。
1989年刊なので、既に古典になるかもしれませんが、
日本語で書かれたアルゴリズムとデータ構造の本としては、
一番丁寧なもののようです。
探索、整列、グラフ等のアルゴリズム・・・
それも、「数々のエレガントかつ高速なアルゴリズム」
が丁寧に紹介された本。
「アルゴリズム(algorithm,算法ということもある)は、
問題を解くための手順を定めたものである。
この手順は、どのような操作をどのような順序で行なうかを、
曖昧な点の残らないようにきちんと定めたものでなければならない。
手順を明確に定めてあれば、計算機をその手順どおり動かして問題を
解かせることができる。」
「よいプログラムの条件の一つは、
速く計算できること、
メモリー消費量の少ないこと
である。
このような目標を達成するには、優れたアルゴリズムを使うことがもっとも有効である。
効率のよいアルゴリズムとそうでないアルゴリズムで、
計算時間に100倍、1000倍もの差が現われることは決して珍しくない。」