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アルゴリズミック・アーキテクチュア
 
 

アルゴリズミック・アーキテクチュア [単行本]

コスタス・テルジディス , 田中 浩也 , 荒岡 紀子 , 重村 珠穂 , 松川 昌平
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,835 通常配送無料 詳細
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アルゴリズミック・アーキテクチュア + アルゴリズミック・デザイン―建築・都市の新しい設計手法
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

テルジディス,コスタス
ハーヴァード大学GSD(Graduate School of Design)准教授。1986年、アリストテレス大学(テッサロニキ・ギリシャ)卒業。1989年、オハイオ州立大学大学院修了。1994年、ミシガン大学にて博士号取得(建築学)。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)助教授などを経て、2005年より現職。建築家としての設計活動のほか、FormNet(3Dナビゲータ/モデラー)、MorphZhapes(ハイブリダイゼーション・システム)など、多数のコンピュータ・アプリケーションの開発にも携わる。建築とコンピューテーションに関する研究活動や著作を通して、独自の美学、挑戦的な議論を建築界に提起し続けている

田中 浩也
設計科学(デザインサイエンス)、人工物工学(デザインエンジニアリング)。1975年、北海道生まれ。2003年、東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修了。博士(工学)。東京藝術大学、多摩美術大学等で非常勤講師を歴任した後、2005年より、慶應義塾大学環境情報学部専任講師。2008年より、同准教授。国際メディア研究財団非常勤研究員を兼任

荒岡 紀子
翻訳者。1975年、東京都生まれ。2003年、慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程修了・政策・メディア博士。2001‐03年、東京工科大学メディア学部の非常勤講師。2003‐04年、東北大学情報科学研究科にてポスト・ドクトラルフェローとして「確率的情報処理への統計力学的アプローチ」の研究に携わる。現在、フリーランスの翻訳者。旧姓、吉池(よしいけ)。現在、一児の母

重村 珠穂
1975年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。2000‐04年、大林組勤務(電通本社建設プロジェクト及び、IT戦略企画室所属)。2004‐05年、マサチューセッツ工科大学大学院建築学科留学。2006年より、槇総合計画事務所においてNYのワールドトレードセンタープロジェクトに参加するほか、フリーランスで多数のデザインプロジェクトに参加。現在、ハーヴァード大学GSD(MDesS)在籍中

松川 昌平
建築家。1974年、石川県生まれ。1998年、東京理科大学工学部建築学科卒業。1999年、000studio/ゼロスタジオ設立。2004‐09年、慶応義塾大学環境情報学部非常勤講師。2008‐09年、東京理科大学工学部建築学科非常勤講師。現在、000studio/ゼロスタジオ主宰。文化庁派遣芸術家在外研修員および客員研究員としてハーヴァード大学GSD在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 207ページ
  • 出版社: 彰国社 (2010/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4395009077
  • ISBN-13: 978-4395009077
  • 発売日: 2010/02
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
この本の一番重要な点はコンピュテーションを通してデザインや建築の真の新しさとは何かということを追求している点である。

コンピュータの現在の使われ方はコンピュータライゼーション(:手作業でしていたものの機械化)であるのに対し、
それではコンピュータの持つ計算可能性を充分に活用しておらず、道具を使いこなせていない。
コンピューテション(計算)という過程をデザインの中に取り込むことが大切である。としている。
人間は道具をつくり出し、道具が人間をつくり出すとした時の、
我々がコンピュータに対して本質的に持つべき認識が書かれている。

人間がコンピュータという道具と相乗効果を生み出すことによって
人間が自分たちの思考の限界を乗り越えようとし、事実として乗り越えることができている。
という人間とコンピュータによる生成の話しは書かれているのだが,
コンピュテーションを用いて得られる膨大な量の解の評価(もちろん評価は人間にしかできない),
つまり人間が人間の志向の限界を超えたときに他の人間はどのように評価するべきなのかや、
アルゴリズム自体のクオリティについての検討も本書では詳細には書かれておらず、
今後のアルゴリズミックデザインの課題も伺える。

これまでの人間の思考の限界を超えるためのアルゴリズミックデザインの基本的概念がまとまった本であり、
I世代(インターネット世代)からC世代(Code世代)への移行を示唆する非常におもしろい本である。
建築のみならず全てのデザイナーが考えるべきことが書いてあり,読むべきである。
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形式:単行本
一度でも”アルゴリズミック・デザイン”という単語を口にしたことのある建築人は、その概念と正面切って向き合うためにも読んだ方がいい。
テルジディスは、アルゴリズミック・デザインにまつわる迂闊な発言や思い込みに、徹底的に釘をさす。
コンピュータを効率化や形態操作の道具ととらえる傾向を否定する。デザインの自由度を拘束する、という恐れを解きほぐす。そして未知の問題を解決する手段としての有効性、人間の想像力の限界を超える可能性をくり返し解く。
コンピューテーション、アルゴリズミック・デザインに関心を持つ人。BIMや3次元設計に携わる人はもちろん、建築に関わるすべての人が目を通して損はない。
不思議なのは、テキストにも、どこかアルゴリズムで生成されたかのような雰囲気を持つこと。目に止まるキーワードがバランス良く詰め込まれ、似た話題が繰り返され、数センテンスごとに主張が入る。ここはtwitterで機能するbotを制作し、ランダムに140字で切り刻んで撒き散らしてみたい。引用されるテキストやコメントから新たな知見が生まれ、そこで生まれる読書体験が、また未知なる体験となるかもしれないから。
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By Kana
形式:単行本
建築だけでなく,おおくのデザインにおいてコンピュータはなくてはならないものになっている. しかし,そのほとんどがコンピュータを単なる道具として,デザインにとって本質的ではない部分でつかっているにすぎない. 著者はコンピュータのパワーをもっとデザインの本質的な部分にいかそうとしている.

この本のおおくの章は概念的な記述や既存のアルゴリズミックなこころみの紹介などにあてられている. そこにはアルゴリズミック・アーキテクチャのさまざまな可能性がよみとれる. しかし,プログラムの例がしめされた,アルゴリズミック・デザインの具体的な適用例の章になると,当面,著者が興味をもっているのはアルゴリズムで生成される形態やその過程だけらしいことがわかってくる. そこでは建築が人間をつつみこむものであり,居住性,アメニティなどがめざすべきものだということは,わすれられているようにみえる. コンピュータにさせるべき仕事はこういう目的と形態とをうまくつなぐことなのではないだろうか. 失望させられる内容だった.
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