TVシリーズを編集したものなので、ミニストーリが連なるような編集。まるで宇宙戦艦ヤマトを見ているような感じで、小さな「起承転結」あり、一本の映画としての統一感に欠ける一方、冒険モノの映画表現としては、成功していると思う。
敢えて言えば、女だけの島に行って、あやうく全員殺されて生贄になってしまう話があったが、この話はカットしてもよかったかも。お色気を加える目的で敢えて残したとは思うが。
主役のジェイソン・ロンドン、役名と偶然同じだが、主役を堂々とこなしている。ルックスもいいし、最初は頼りない感じなのだが徐々にキャプテンの貫禄をつけていくのがサマになっている。
デニス・ホッパーが、王様だなんて、聞いただけで国民は逃げ出したくなる。相変わらずの一触即発的オーラをかもしだしていて最高!もっと狂気を発信して欲しかったのが正直な感想。
で、今一番ホットなジョリーン・ブラロック。残念なことにまったく露出が無かったのが不満だけど、顔だけでも相当なセクシーパワーを発散している。神々の王様ゼウスが浮気をしようとするのも十分納得できる。
特撮はといえば、今の水準を満たしているとは言うものの、人間の演技との一体感がやっぱり不自然だ。コワさでいえば、オリジナルのアルゴ探検隊のバケモノのほうが迫力がある。ポセイドンはよかった。ギリシャ神話のイメージでは銛をもったひげ爺さんだけど、岩の化け物になってしまった。でも、これはこれで、意外性があってよかったとおもう。