アルコール依存症の方もよく受診している精神科クリニックの精神科医です。
アルコールが健康にとって悪影響を与えていること、これを止めると人生がハッピーになることを明るく解説している。
肝臓、膵臓、胃腸、心臓の障害(中川さんの突然死でも考えられるアルコール性心筋症)痛風、糖尿病、精神障害(うつ、自殺)を解説しているし、精神面では仕事や家族を損なってしまうことについても、その在り様をもらすことなく簡便に解説しています。数あるアルコール症の解説本の中でも秀逸の一冊です。私は、アルコール症の患者さんが受診されたら、家族とともにこの本を読んでもらうことにしています。
「本来人間にとってアルコールは一滴も必要が無い。」と言ったら多人数から反発を受けるだろうが、よくよく考えてみて、「アルコールってホントにおいしいな。」と思ったことがあるだろうか?現在の世界のアルコール礼賛の風潮に疑問を持っている人は、この本を読んだら次に『アルコール-少量飲酒習慣から健康障害が始まる ハンス・コルンフーバー』を読んでほしい。