中2の長男が読んでいたので何気なく読んでみたら、これが大変面白かった。
ハリーポッターは白魔術VS黒魔術という大筋に対しての
細やかなストーリー展開が絶妙で引き込まれる感があったが、
このアルケミストシリーズは、どの登場人物も、神でさえも、
白黒はっきりせずミステリアスで、巻を追うごとにそれが広く深くなっていくところが、
興味深く魅力的。
危うげな双子の弟、悪意はないが真意が読めない錬金術師フラメル、
実はとっても怖い人かもしれない呪術師ペレネル、
実はいい人かもしれないジョン・ディー。気まぐれな神々。
それぞれの立場での価値観の違いを感じずにはいられない、
後を引く作品。
2010.11にアルケミスト4が発売される予定だったが、発売前に
出版の理論社は倒産し、BS11の子会社に業務を引き継いだとのこと。
全6巻、最後まできちんと発売されることを切望する。首を長くして待つ。