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アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)
  

アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1) [文庫]

小峰 元
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)

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第19回(1973年) 江戸川乱歩賞受賞

内容説明

伝説の江戸川乱歩賞受賞作・待望の復刊! 「アルキメデス」不可解な言葉を残し、女子高生・美雪は絶命。クラスメートも毒殺未遂に倒れ、行方不明者も……。ミステリアスな事件の真相は!?東野圭吾氏推薦 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 316ページ
  • 出版社: 講談社 (1974/10)
  • ISBN-10: 4061360140
  • ISBN-13: 978-4061360143
  • 発売日: 1974/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 886,967位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
70年代のその時代の色が出ている作品なので、
現代の人が読むと古く感じると思う。
推理ミステリーではなく、小説っぽいです。

前半はある女子生徒の中絶死、そこから中毒事件、
殺人事件へと事件が次々と移行していき、
中盤は刑事による事件の推理、後半は供述となり、
結尾で事件発端の前提があきらかになる。

犯行のトリック自体に驚愕させられることはないし、
中盤で事件解決につながるヒントや目撃者が出てきてしまうので
「あーあ、なんだ」と思ってしまうことが多少あるが、
供述が覆り覆りを繰り返す場面はなかなか面白い。

行為自体は残酷なのに、犯人や犯行動機が
不謹慎だがとてもすがすがしいのが不思議だ。
青春時代独特の純白さ、若さゆえの思慮のない残忍さ、
それでいてどこかすごくシビアで直接的であったり、
様々な矛盾が面白い。

結尾は大きな議題を投げかけて〆る。
歴史的、政治的な人間の真理を考えさせられ、
タイトルの意義を痛感します。

高校生・セックス・中絶・結束団・総括、などを織り込んだこの作品は、
正義を模索する当時はセンセーショナルだったと思う。
ベストセラーで江戸川乱歩賞を受賞した理由は想像できる。

当時ものとして読めば楽しめると思うが、現代の人が現代の感覚で読むと、
言葉遣いも設定も価値観も古臭く感じてしまうので、
現代っ子にはウケはよくないだろう、と思う。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
第19回江戸川乱歩賞受賞作。1973年の作品。
ミステリーと言うより青春小説と言った方が良いのだろう。
だけど、青春小説として読むには、この作品に書かれて
いる若者達には魅力が感じられず、感情移入出来ない。

作品中に「総括」と言う言葉が使われているように、当時活動
していた連合赤軍の影響を強く受けているのだろうが、妙に
姑息で若者らしさが感じられない。

法に違反しなければ何をしても良いと言う土建屋の柴本氏も、
この若者たちの考えも、基本的に同じではないだろうか。
むしろ柴本氏の方が正常で、柴本氏の娘の美雪や、その仲間
の高校生の方が異常とさえ思えてしまう。

時代背景が違うのかも知れないが、当時の彼らより、はるかに
若い世代であるにも関わらず、その考え方や行動は奇異に感じた。
この作品で書かれているのは、大人の目線から見た若者達なの
ではないだろうか。

登場人物に共感できないのは、青春小説としては致命的である。
ミステリーとして見ても、時刻表トリックや密室などを取り込んで
いるが、いずれもただ使っているだけで、底が浅く中途半端である。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bookfed
形式:文庫
 東野圭吾が傾倒したことがあるという作家の乱歩賞受賞作(そういわれれば彼の乱歩賞受賞作「放課後」にも共通した雰囲気)。胸が悪くなるようなこどもたち。子供の本質を、ある意味リアルにとらえているのかもしれない。
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東野圭吾氏が作家になったきっかけとなった本ですね。この話で出てくる高校生たちがとても生意気なやつらで共感できなかったですね。犯人たちは中盤になっていくとなんとなく... 続きを読む
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40年前の作品です
40年前の小説なので、現代の視点からは設定や話のハッタリのきかせ方・トリックが弱いようにも思える。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: gene_56
手を汚さないって、?
時代背景が現代とずいぶん違うのですが、
30代中盤から下の世代で、大阪以外に在住の人には
分かりづらい設定かもしれない。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: イキリハンター
読んで損はない・・・
 2日間で読み終えました。率直な感想としては読みやすくグイグイ
引きこむところもあるが、登場人物達がほとんど魅力的でなく、乱歩... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: マサ
アルキメデス…
少し前に読んだ!!

結構強引なとこあるけど、色々勉強になるし、考えさせられる話。
投稿日: 21か月前 投稿者: まなと
ドラマにもはまり毎週見てた
自分の世代にとっては、懐かしくもあり切ない思い出もある作品。
この作品がドラマ化された時は、毎週見てはまった。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/13 投稿者: M
ちょうどこの頃の推理文壇全体がこんな感じだった……。
 三十年以上題名は知っていたが、あんまりぱっとしないだろうな……と思って敬遠していた作品。しかしこの度縁あって読破。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/5 投稿者: 推理の隠仁
タイトルの意味
 これは、ミステリーと言うよりは青春ものというべきだと... 続きを読む
投稿日: 2010/4/2 投稿者: 紅のヤンデレ姫
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