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アリーズ2 10―蘇る星座宮 (プリンセスコミックス)
 
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アリーズ2 10―蘇る星座宮 (プリンセスコミックス) [コミック]

冬木 るりか
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: 秋田書店 (2011/10/14)
  • ISBN-10: 4253196802
  • ISBN-13: 978-4253196802
  • 発売日: 2011/10/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 春奈
以下ネタバレです。
________________________________

ナルミの扱いが酷すぎる。
今回は作者が前作(「アリーズ無印」)で一番好きだったというナルミ(ポセイドン)が準主人公、かつ主人公の婚約者という設定であり、主人公にとっても重要なポジションにいたにも関わらず、ストーリー上では端役で、「運命」以外の理由をもたないショウ(ハデス)に美味しいところを全部持って行かれてしまう。
「アリサを愛している!」と前巻まで繰り返し発言していたナルミが、この巻でなんと、自ら婚約破棄。
そして結局、大して魅力も無く「運命」以外で押せるところがないアリサは、能天気なままショウのもとへ。天才バイオリニストという設定も、全く生かせていない。「前世から続く愛のためにバイオリンも捨てるの!」という乙女な発想なのかも知れませんが、バイオリンを(趣味レベルですが)弾く者として、バイオリンをちっとも愛していない天才バイオリニストが前世の愛を選ぶ…なんて…

なんだこりゃ、です。

ストーリーも「地球のため」「自然環境を守る」と言う、曖昧なテーマに終始して焦点がぼやけてしまい、作者が何をアピールしたかったのかが分かりません。いったい何故、ガイアやウラノスが出てきたのか?前作で個性が際立っていたキャラクターから、あらゆる毒気が抜けて、「みんなで良い子ちゃん」のまま、話は終わり。

唯一良かったのがヘカーテが前世の縛りから抜け出て、新たな幸せを見出したこと。いつまでも前世に縛られて進歩出来ないアリサの100倍、前向きな女性に見えました。(と言っても、今作のアリサに比べて、という意味であり、多くの漫画で描かれる前向きな女性たちに比べれば、目立たないでしょう)

10巻まで続いて最後がコレか、とがっかりしました。この作者の作品は二度と買いません。
とにかくナルミが可哀想。気の毒でなりません。前作でも今作でも、作者が好きなキャラなのに、全く報われない。ただ、アリサとショウのShow Timeに使われた哀れな男です。ギリシア神話のポセイドンに申し訳ない、とは作者は思わないのか、と首をひねるしかありません。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mgskyk トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
本著は、往年の名作「アリーズ」の新規の続編。
登場人物たちは旧作が前世、つまり旧作の「来世」を描いた近未来が舞台となっています。

旧作では敵はゼウスに集約されていましたが、今回は後継者アポロン(とそれを操るもの)がボス。
また、旧作における人間関係は大いに変化しています。恋愛なら、ベルセフォネーはポセイドンと、ハデスはヘカーテと、みたいな感じですね。

シリーズ完結の本巻まで読んでみて、結局何がいいたいのかよくわからないオチで残念な感覚が残る作品だと感じました。
というのも、旧作ほどには登場人物たちの「キャラクター」が立っていなくて、そのせいで彼らが織りなす「物語」の具体性に欠けるために、読んでいても物語世界と人物たちの心情に飛び込んでいくことができないと感じたからです。
女性キャラに共感できる人物が皆無なので、少女漫画としても?の残る内容です。

神話を題材としているのに、神話特有の元型を表現できていない作品。
つまり、題材のギリシャ神話特有の魅力を味わえるような構造になっていない。すごく残念です。

が、全10巻通して、男性キャラはとにかく魅力満載でした。絵柄も美しいです。これはすごい!(笑)
反面、女性キャラは衣服は可愛いのですが、顔がもう視点が合っていないので、すごく不気味で読んでいる間ずっと怖かったです。ヒロインでも仲間でも敵でも女性キャラ全員それなので厳しかったです・・・。
もし同じ世界観で新規の続編があるなら、これはもう主要人物全員「男性」のアリーズのほうが、今の著者には合っているんじゃないかと感じました。BLでなくても、男性主体の少女漫画の形のほうが、面白くなる気がします。

そんなわけで、「やっぱり旧作には及ばなかったか〜」が感想。作品とての面白さは☆三つです。
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