1981年、無期限の活動停止に入るファイナルライヴ『アリス3606日』と『3人だけの後楽園』のツインパックです。
高音質SHM-CDです。
当時、「解散」ではなく「活動停止」であるという事が、ファン以外の方々には理解出来なかった様でしたね。
理由についても、アリスの真意は全く伝わらず「音楽性の違い」や「不仲説」ばかりが報道されていました。
そういったもどかしさや、ファンへのメッセージは、アリスらしく唄に託し、唄うことで伝えてくれています。
『LIBRA』『荒ぶる魂』『風は風』
言葉はいりません。
この3曲で充分です。
その熱い想いが詰まったアルバム『ALICE IX -謀反-』を中心としたライヴ構成。
普通、さよならコンサートと言えば「ヒット曲のオンパレード」が常套でしょうが、普段通りのスタイルを崩していないのがアリスらしいですね。
ただし「熱さ」は、それまでのアリスとは違いました。
そして、
『3人だけの後楽園 VERY LAST DAY』。
アリスが本当に望んだ最後のかたち。
それは、結成当初から、3人だけで全国を走り廻っていた、その当時のスタイルで唄うことでした。
ギター2本にパーカッションという基本スタイルです。
したがって、誰でも知っている『冬の稲妻』や『チャンピオン』といった、いわゆるヒット曲は演奏されていません。
曲構成も当時に準じたものになっています。
「自分たちを育ててくれた曲たちを、お雛様を仕舞うように、一曲ずつ箱の中に戻していきたい…」
そう言って、一曲一曲をエピソードを交えながらステージは進みます。
ブレーク後のファンの方々は違和感を覚えるかも知れません。
しかし、アリスと一緒に走ってきたファンには堪らないステージです。
『3606日』のLPレコードの特典であった、アリスからのメッセージEP盤『to YOU』も特典ディスクとして復活です。