赤の女王に仕えるハートのジャックが
バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティのお父さんだと知ってびっくり!
すごく存在感のある演技でした。
いつもの独特なカラフルバートンワールドに興奮しました。
予想と違いアクション満載だったのも良かったです。
この人たち以外は無理というくらいの素晴らしい配役でした。
ジョニー・デップはもちろん、
声の出演で、アラン・リックマン(「ハリー・ポッター」のスネイプ先生)、
マイケル・ガフ(「バットマン」の執事アルフレッド、なんと92歳!)、
クリストファー・リー(「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマン)など、
バートン自身が大好きで憧れている、
バートン作品には常連の俳優さんを起用しているのも嬉しいです。
マイケル・ガフとクリストファー・リーが、
なぜバートン作品に多く出ているのかなどもちゃんと理由があったりします。
バートンが小さい頃観ていたホラー映画の大スターなんです。
「スリーピー・ホロウ」でバートン作品に感激し、
「エド・ウッド」で感涙し、「マーズ・アタック」で大笑いし、
彼の生い立ちや子ども時代の影響から来る世界観に大変興味を持ちました。
この「アリス」はこれまでのティム・バートン作品の面白い所が
うまくミックスされている作品だと思います。
一番良かったシーンは、帽子屋と小さいアリスが秋色の森を歩いているシーンです。
なぜか良かったです。
バートンは小さい頃、暗い部屋に閉じこもったまま
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に登場するキャラクターみたいな絵をずっと描いたり、
お墓で遊んだり、周りから「変わっている」と言われていました。
今回の「アリス」の作品中に何度も出てきた
「素晴らしい人はみんなどこか頭が変なのさ。」というセリフは、
「変でもかまわない、自分を信頼して生きていけば良いんだよ。」という
バートンからの優しいメッセージですね。
ワンダーランドから戻り、新しい航海に旅立とうとするアリスの姿が凛々しく見えました。
「アリス」が面白かった方はぜひ他のバートン作品もご覧下さい。