ヴィクトリア時代のスカートの中はドロワーズとブーツで尻はもちろん生足だって拝めないのですがね。そんなヴィクトリア時代の潔癖志向が吸血鬼文学や幾多数多のモンスターを生み出したと言う意味では、まさに最終巻を飾るにふさわしい強敵ではないか?
そう、デメテル号に乗ってロンドンに来た吸血鬼の王ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ公爵が登場………って、この設定は『吸血鬼ドラキュラ』じゃなくて『悪魔城ドラキュラ』とか『ヘルシング』とかの二次的な物だよね?(ドラキュラが貴族っぽくなったのは実は舞台劇になってから)
まあこの作品では他の設定もひねってひねってひねりまくっているので今更だが。
ヴィクトリア時代の英雄や怪人が集まる『スーパー大英帝国大戦』的なラノベもこれで最終巻。………肝心のホームズがほとんど出ないと言う事を除けば。
ホームズの親族を出して探偵ものかと見せかけて実はスチームパンクアクションと言う作品だったわけだが、ネタ解説もあって非常に良い作品だった。