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アリア系銀河鉄道 (光文社文庫)
 
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アリア系銀河鉄道 (光文社文庫) [文庫]

柄刀 一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紅茶を深く愛する科学者、宇佐見護博士の前に、突然、人語を話す白猫が現れた。博士の時空を超える旅の始まりだった!二億年前の地球ではノアの方舟に乗り、銀河鉄道で星空を巡る…そこで出合う謎の数々を、博士が解き明かしてゆく。美しき幻想と、卓越した論理の奇跡的な結婚!作家、評論家から絶賛を浴びた、詩情溢れる連作ミステリ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柄刀 一
1959年、北海道生まれ。鮎川哲也編集による公募アンソロジー『本格推理』シリーズ(光文社文庫)への参加を経て、’98年『3000年の密室』でデビュー。ロマンティシズム溢れるテーマを、揺るぎない論理で展開する知的な作風で、多くの熱狂的な支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 409ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/4/14)
  • ISBN-10: 4334736610
  • ISBN-13: 978-4334736613
  • 発売日: 2004/4/14
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 643,068位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 創志 VINE™ メンバー
形式:文庫
幻想世界と言っても、剣と魔法の世界とか、
宇宙戦争の繰り広げられる空間ではない。
どこか児童文学的な、哲学的で、でも理系的な世界。
そこにやたら迷い込む宇佐美博士が、
穏やかに、明晰な推理を見せる。

ミステリーといっても、起きる事件が非現実的だったり、
スケールが大きすぎたりするので、

解決前に真相を当てようと意気込むのはあまりオススメできない。
あくまで頭の体操を兼ねた読み物と考えた方がよろしいかと。
好みの分かれる作品と思うので星4つ。

このレビューは参考になりましたか?
By VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
第二短篇集「ゴーレムの檻―三月宇佐見のお茶の会 (光文社文庫)」のあまりの面白さに手に取った第一短篇集。
時空を超えた異世界に入ることの出来る、特異な体質を持つ宇佐見博士が探偵役の連作ですが、第二短篇集ほど明確ではないものの、学問的な分野であるモチーフと本格ミステリが融合されているのが、特徴です。

以下、1.はモチーフ、2.は提示される謎です。
【言語と密室のコンポジション】
1.字義が文字どおり現出する原理主義
2.密室殺人
【ノアの隣】
1.考古学、地理学(有史以前の古代世界)
2.巨大建造物の移動と言う不可能犯罪
【探偵の匣】
1.精神医学
2.毒殺と殴打事件
【アリア系銀河鉄道】
1.天文学
2.毒殺と脱獄事件
【アリスのドア】
上記分類は出来ないが、上記作品のいずれかと密接な関連を持ち、パズラーとしての密度の濃い作品。

2.の謎が解き明かされる中で、1.のモチーフがうまく事件と融合していくところが、第二短篇集同様、本書の素晴らしい点です。

いわゆるトリックとしての面白さという点で、評価できるのは、【ノアの隣】と【アリア系銀河鉄道】ですが、ほかの作品も、トリック云々ということを超えた趣向の斬新さがあり、かなり高レベルの作品集になっていると思います。

上記の掲載順の4作品のそれぞれについて、独自の巻末解説があるところは、著者がいかに期待されているか推察されます。
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なんとも 2010/1/4
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2000年に講談社のベルスとして出たものの文庫化。
 5編の短編が収められている。連作短編風。
 宇佐見博士を主人公とした「三月宇佐見のお茶の会」シリーズの第1作で、なんとも奇妙な幻想とロジックの世界が舞台となっている。西澤保彦っぽい世界だが、あんなに硬質でなく、もっと柔らかで残酷なファンタジーといったところ。
 正直、ミステリとして評価できるのかは判断がつけがたい。
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