数々の伏線が綺麗に回収され、読むのがとまらない一作。
・クレセントの故郷とゼパの正体。
・アザゼルと神竜アインの因縁と決着、もちろんファントムレイダースとの決着も。
・プレイヤーがまるでマスターの裏を読んでいるようなギルドスキルの選択。
・そして何より、きくたけ氏のGM経験から来る勘の鋭さ。
・バトルもGMの工夫を凝らした厭らしさ(褒め言葉です)と王道だけど意表をつくラストバトル。
GMとプレイヤーの技術を心行くまで楽しめます。
あと、最後にファンブックの告知でアザゼルの声に
勝生真沙子(アリオンのアテナ、銀英伝のヒルダ、Zのレコア、アルスラーンのファランギース)さんを
当てた煩悩に乾杯。挙げた例でも完璧な配役であることが想像出来ます。素晴らしいアザゼルになるでしょう。
ちょっと余談:
銀英伝のヒルダに勝生真沙子さん、
フレデリカに榊原良子(クシャナ・ナナイ)さん、
ジェシカに小山茉美(キシリア)さん という配役を聞いたときに、
「ヤラレタ」と思ったのは私だけでしょうか。
こう言ってはファンの方に殺されるかもしれませんが、
お三方とも、「女+艶+権力」のイメージだったので、「知+品+凛」を感じるこれらの役を当てた方の感覚に感心したことがあります。
「知+品+凛」といえば、島本須美(クラリス・ナウシカ・音無響子)さんが真っ先に思い浮かぶのではなかろうかと。
ですから、銀英伝ではめぞん一刻の音無響子の相手役の声のフレーゲル男爵の無様な死に溜飲を下げたものでした。