フランスでアランデュカスのビストロで食べたこともあり、この三つ星シェフには馴染みがありました。以前も別の本(ヘルシオでつくるアラン・デュカスのナチュラル・フレンチ)を買って実際つくってみたところ、難しくなく簡単にでき、益々アランデュカスのファンになっていたところでしたが、今回のこの大作には舌を巻きました。これは素材の良さ、自然を活かしながら、ヘルシーで美味しくつくれるフレンチのバイブルで、アランデュカスの想いがちりばめられた名レシピです。
実際にレシピに沿って作ってみた人にしか書けない「メモ memo」も大変参考になります。「うさぎのソテー」なんていうレシピは、さすがにどうかと思いましたが、「メモ memo」ではちゃんと豚肩ロースでつくった感想も出ていてGOODです。レシピが良いのに加え、そういった日本人読者への気配りもされているあたり、単にフランス語の料理本を日本に持ってきたというのとは違う、質の高い気が利くレシピだと感じました(本を手にしたときの質感も良いです)。