100分で名著シリーズが面白いので買った、初めはそれだけですが
予想以上に面白かったです。
タイトルを見て今の時代に幸福論?と正直なところ白々しいような気持ちになりましたが、
それは全く逆でした。
アランも混迷の時代を生きていた上で、ただ悲観するのではなく
自らの意志で幸福にならなければならないと説いていたのです。
「不幸になったり不満を覚えたりするのはたやすい。ただじっと座っていればいいのだ。
人が自分を楽しませてくれるのを待っている王子のように。」
この一文が響きました。
正に王子のようにただ待っているだけの人が私も含め何と多いことか。
そしてただ待つだけでなく、不平不満を言い、人のせいにする。
「自分で自分を不幸にし、その不幸を伝染、増大させていく人々こそが
本物の不幸をもっと不幸にしていく」
精神的に自立していること、いつも穏やかに微笑んでいることが自他共に幸せを作り、
やがて幸せな人の多い社会を作るのだと思いました。
久しぶりに心に響く本でした。読んでよかったです。