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アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著)
 
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アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著) [ムック]

合田 正人
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

他人にできる“最善”は、
自分が幸福になることだ

「幸福」は誰もが共通に求める人生の目的でありながら、それを保持することは難しい。20世紀初頭のフランス、哲学者アランは日常の生活知から幸せをつくるための自己のあり方を説いた。「自分の幸福=他人に対しての義務」と語る同書から、私たちが今を健やかに生きるためのヒントを探る。

登録情報

  • ムック: 112ページ
  • 出版社: NHK出版 (2011/10/25)
  • ISBN-10: 4142230085
  • ISBN-13: 978-4142230082
  • 発売日: 2011/10/25
  • 商品の寸法: 20.4 x 14.8 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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47 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
心に響く本 2011/11/10
100分で名著シリーズが面白いので買った、初めはそれだけですが
予想以上に面白かったです。

タイトルを見て今の時代に幸福論?と正直なところ白々しいような気持ちになりましたが、
それは全く逆でした。

アランも混迷の時代を生きていた上で、ただ悲観するのではなく
自らの意志で幸福にならなければならないと説いていたのです。

「不幸になったり不満を覚えたりするのはたやすい。ただじっと座っていればいいのだ。
人が自分を楽しませてくれるのを待っている王子のように。」

この一文が響きました。
正に王子のようにただ待っているだけの人が私も含め何と多いことか。
そしてただ待つだけでなく、不平不満を言い、人のせいにする。

「自分で自分を不幸にし、その不幸を伝染、増大させていく人々こそが
本物の不幸をもっと不幸にしていく」

精神的に自立していること、いつも穏やかに微笑んでいることが自他共に幸せを作り、
やがて幸せな人の多い社会を作るのだと思いました。

久しぶりに心に響く本でした。読んでよかったです。
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59 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
 NHKでのこの手の番組の企画がない限り、アランの「幸福論」のような本は、個人的には多分読まないだろう。私のような感慨を持っている視聴者が多いので、NHKもこういう企画を立てたのだろうと思うのだが、いい企画ではあった。

 本テキスト本は決して「幸福論」のダイジェスト版だけではない。アランの生い立ち、人となり、この本の生まれた背景、[ストア学派⇒デカルト⇒スピノザ⇒]と続く彼の考え方の推移等々が分かりやすく書かれている。

 「哲学を語らない哲学者」と言われているアランだけど、この「幸福論」も決して「いかにして幸福になれるのか」「幸福って何?!」っていういわゆるハウ・ツー本ではない。
 このテキストに引用されているアランの言葉を拾い読みしているだけでも、彼の考えかたが理解できると思う。読めば納得、この本は小難しい哲学書ではなく「癒し本」「人生の応援本」なのだ。

 たとえばこのような言葉がある。
・よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ。
・快楽を抑制したから人間は幸福になるのではなくて、幸福であるから快楽を抑制することができる。
・喜びは行動とともにやってくる。
・幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。等々

 実際に「幸福論」を手に取って、アランのプロポをもっと読んでみようかな、と思わせるテキスト本である・・・・・
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By プロフェルド トップ100レビュアー
NHKの「100分で名著」に取り上げられるまで、アランの「幸福論」は知らなかった。
これは、制作スタッフのまとめ方がうまいのかもしれないが、
アランの思想は、
・不幸だと感じるときの対処法
・気分が沈まないようにする方法
・人生の主役になる方法
・努力が報われないときの対処法
――といった、切り出し方が、現代的でまったく「古典」だということが感じられない。

『7つの習慣』など、名著といわれる自己啓発書に通じるものがたくさんある。
幸福になるには技術が必要であり、棚ぼた式に幸せになることはありえない、ということは、とても大事な教えだと思う。
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