異世界「天和国」に迷い込み、女王殺害の濡れ衣を着せられた革。彼は、生きては出られぬ最果ての島ガトヤへの流刑に処せらる。革を自分が慕う少年アラタだと誤解したままついてきた少女コトハ。二人は、劍神「審判(サニワ)」を操る、島を治める鞘ツツガの残虐な審判を目の当たりにする。
そのあまりの非道さに激怒した革は、己より遥かに強大な鞘ツツガに、未だ力も使いこなせぬ劍神を抜いて戦いを挑む!
人間不信だった少年・革が、様々な人たちとの触れ合いを経て、他者を思う心を取り戻し、運命に挑む姿に、何よりも勇気づけられます。彼の中にある善の心と勇気は本当にまっすぐで、その眩しさと温かさに、読んでいて涙がにじんでしまいました。いま、最も「少年少女たち」に読んで欲しい傑作です!