現在ニセコ在住の元空自戦闘機パイロットが、自衛隊を退職した後、アラスカに渡りブッシュパイロット(好きなところに着陸できる小型機)でアラスカを旅した旅行記・写真集である。
とにかくアラスカから極北にかけての写真が綺麗な一冊です、今まで目にすることがなかった極北の景色が魅力的であるのと、彼のアラスカを飛ぶために自衛隊のパイロットを辞め、自分で購入した飛行機で自由に旅をするスタイルに憧れます。
文中に登山など、冒険になどに挑戦し続けなければ生きている実感が得られない人、また逆に冒険に人生を費やすのは無駄と考える人、挑戦したくても踏み出せない人などたくさんいる。
日々の生活を維持するために経済というシステムの中で生きていく必要がある一方で冒険、挑戦、芸術活動など「人間として生きる」うえで欠かせない要素、そして何を優先させるか人それぞれだが、結局生きているという実感を感じる瞬間があればいいのではないかと思う。
というくだり、、
僕にもそんな瞬間があるな、と。
たとえばバイクに乗っているときや、サーフィンをやってるときにあ〜生きてるんだな〜とつくづく実感する、サーフィンなど自然の脅威に身を置くことによって、死なないよう神経を使っている時など、生きている実感を感じる瞬間がある。
現代では普通に生活していれば、自然の脅威を感じることもないと思う、だから生きていても、生きているという実感を感じる機会もないのかもしれない。
だから、心の病や自殺などもおこるのかもしれないな、と感じた一冊でした。
写真を見るだけでも価値ある一冊だと思います。