1973年、時代の寵児であったボウイが、アメリカでの体験や印象からインスパイアされて(タイトルは「a land insaine」から「alladin sane」になった)作った、ボウイの作品の中でも煌びやかで最もロックンロール色が強い傑作。
時代の主役たる輝きと勢いが音とアートワーク(紙ジャケで持ちたい!)にしっかり現れているし、それは今聴いても全く色褪せてなく普遍的な輝きを放ち続けている。
ツアーの勢いで作ったのでバンドとの息もぴったりで、ストーンズの「夜をぶっとばせ」の性急な感じなど完全にオリジナルを凌駕している。
個人的な肝は新加入のマイク・ガースンのピアノ。表題曲のピアノソロなんか、全てのロックのピアノ演奏のなかで一番カッコいいと思う。