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アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔 (ブルーバックス)
 
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アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔 (ブルーバックス) [新書]

掛札 堅
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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アメリカNIHの生命科学戦略
米国の医学・バイオ研究の中心に位置する国立衛生研究所(NIH)。その歴史、特殊な機能、学術成果などを、NIHで主任研究員を務めていた著者が解説する。

NIHは、非常にユニークな機関だ。それは研究の質の高さについてだけではない。同研究所は、米国内外の研究者に対して国の研究費を配分する役割を担っている。NIHの年間予算は270億ドル(約3兆円)で、そのうちNIHの所内で使われるのは10~15%程度。75%はグラントやコントラクト研究のために支出され、残り10%は重要課題によって変動する。

また、NIHの職員のほとんどは博士号を持っているのだという。事務方といえども研究者の視点を強く持った人たちが国の研究費を配分する仕組みになっているわけだ。NIHを通じて、米国の生命科学分野での強さの根源が垣間見られる。


(日経バイオビジネス 2004/11/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

研究に携わる人、必読の書
この半世紀に112人のノーベル賞学者を輩出したアメリカNIHとはどのような組織なのか

競争や失敗に学ぶ
失敗のリスクを恐れない、行政には素人の学者集団の探究心こそ、NIHを世界のトップの座に押し上げる原動力だ。

世界トップの頭脳集団NIHの次の戦略とは
年間予算3兆円、行政には素人の学者集団が、世界中の医学・生命科学の研究をサポートしている。米国立衛生研究所が次々に送り出すノーベル賞級の発明・発見はどのように生まれてくるのか、NIHの研究員がその舞台裏をはじめて明かす。




登録情報

  • 新書: 272ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/4/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062574411
  • ISBN-13: 978-4062574419
  • 発売日: 2004/4/21
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 466,327位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トメ
形式:新書
NIHの生命科学戦略とは、112名のノーベル賞学者を輩出してきた研究所の土壌にあることが、著者の経験、同胞とのかかわりから伝わってきます。日本の研究所、研究者たちとどこが違うのか、改めて考えさせられる一冊です。日本の研究者だけではなく、行政に携わる人たちが井の中の蛙にならないためにも、ぜひおすすめしたい一冊です。医学・生命科学の現状を知ることだけにとどまらず、世界一となるためにどう先を切り開いていくかといったヒントが、ここで紹介されている研究者の姿勢からも伺えると思います。自分が夢中になって取り組める研究テーマを持てることは研究者にとってもっとも大切であることを実感しました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 米国国立衛生研究所(NIH)は、20の独立的な研究所や世界最大の国立図書館などからなる、科学・医学の一大研究拠点であり、全米中いや世界中の研究機関や研究者の費用の源でもある。

 日本人研究者も留学生または常勤として数多く在籍しており、著者もその一人。1967年にNIHの国立がん研究所(NCI)の主任研究員となり、以降30年以上、日本の研究者をNIHに紹介したり、米国の研究者を日本の首相(中曽根さん)に合わせたりして、日米の橋渡し役をしてきた。

 本の特徴は次のようなもの。

 まず、NIHで活躍した研究者たちの業績に焦点を当てる。動物の体内でしか作りえなかったアミノ酸連鎖を人工的に作り上げたアンフィンゼン。感染力が低いことがかえって厄介な「スローウイルス」の研究をしたガジェック。最低2つの遺伝子変異が起きないと悪性腫瘍にならないと言う「がんの二重変異説」を唱えたクヌッソン…。つぎつぎとノーベル賞級の研究者たちを紹介していく。著者が彼らと直接話した経験があるので、人柄の描写やエピソードは深い。

 また、NIHの制度も詳しく解説する。日本には似た立場の機関がなく想像しづらいところを、的確に説いていく。このNIHのシステムの解説からは、米国の科学技術政策の特徴が伺える。それは、個人の研究も団体の研究と同じように重視して投資するといったこと。また予定調和的な研究よりも、独創的な研究を重視して投資する、といったことだ。

 専門用語がビシバシ出てくるのでその覚悟は必要。研究者という立場ながら、ジャーナリスティックに米国の政府や日本の研究体制を批判する精神も。全体として生命科学のいろんなことを吸収できる本だ。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いまいち 2004/5/16
形式:新書
タイトルに書いてあるようなNIHの戦略や組織形態を説明している部分はあるがそれは少ない。一般的な内容である。ほとんどはノーベル賞学者の紹介や筆者の周りの人の紹介である。タイトルと内容にギャップがあり残念だ。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
面白かったです。
「この大発見にはこんな裏話が?!」って感じで教科書の内容が身近に感じられました。タイトルとっつきづらいですけど、理系のすごい人たちがどんな研究してどうやってノーベ... 続きを読む
投稿日: 2009/2/24 投稿者: *H∧L*
お勉強というよりも読み物ですね
タイトルはやや誇大広告のような気がします。「修士課程etcの生物系院生の方が読むと進路決定の参考になる!」とまでは言えませんが実験etcに疲れたときに少しだけモチ... 続きを読む
投稿日: 2005/8/31
戦略かどうかわかりませんでしたが…
題名にある「生命科学戦略」といったことまで書かれているとは思いませんが、生命科学の分野でアメリカが世界をリードしている訳がわかりました。豊富な予算と若者にチャンス... 続きを読む
投稿日: 2004/9/14 投稿者: itgaki
買う価値なし。残念!
タイトルと内容にギャップがある。
NIHグラントの話などは数ページで、基礎的な科学史が大部分を占めている。思わず、流し読みしてししまった。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/19
組織としての、斬新への挑戦
 マスコミで触れる米国政府のやり方に首を傾げることも少なくないが、
ことが生命科学研究に至っては、頷くことばかりである。本書は、半世紀... 続きを読む
投稿日: 2004/5/16 投稿者: znnn84
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