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アメリカ銃の謎 (創元推理文庫 104-10)
 
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アメリカ銃の謎 (創元推理文庫 104-10) [文庫]

エラリー・クイーン , 井上 勇
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

四十人の騎手を従え、二万人の観衆の歓呼の声浴びて、さっそうとおどり出たロデオのスター、たちまちおこる銃声と硝煙の乱舞の中で、煙とともに消えた生命。ありあまる凶器の中から、真の凶器が発見されない謎を、エラリーはいかにして解くだろうか。ニューヨークのどまん中に西部劇を持ちこんだ非凡な着想に読者は魅了されることだろう。


登録情報

  • 文庫: 410ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1961/4/14)
  • ISBN-10: 448810410X
  • ISBN-13: 978-4488104108
  • 発売日: 1961/4/14
  • 商品の寸法: 11 x 1 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 331,179位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 存尾
 秀作・傑作の並ぶ国名シリーズの中では、最も不満な出来ばえの作品がこれだろう。
 根本的な仕掛けはクイーン自身が以前にも使ったパターンを思いきりひねったもので、意外性はあるのだが…映画ファンとしてはこれは絶対ありえない、と言わざるをえない。なにしろ、あのブルース・リーでさえ格闘シーンの中で一瞬だがこの手を使ったことがあるそうだが、それに観客が気づかないのはあくまでカメラ・アングルと編集のおかげなのだ。それに、重要な手がかりの一つがあまりに文章の中に埋もれてしまっているのも、『オランダ靴の謎』では手がかりを堂々と見せびらかせてくれたクイーンらしくなく、不満な点である。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
クィーンの「国名シリーズ」中の一作。劇場、デパート、病院と言った広大ではあるが閉ざされた空間の中から犯人を探し出すと言うシリーズ一連の流れをくむ作品で、今回はロデオ競技場が舞台。

ロデオ・ショーの最中に往年の映画スターが銃殺される。事件直後すぐに競技場を閉鎖したにも関らず凶器が見つからず、当然犯人も不明と言う設定。消えた一つのシルクハットから推理を組み立てた「ローマ帽子」と似た体裁だが、本作の特徴は極端に登場人物が少ない点である。このため、犯人となり得る容疑者が少なく物語の起伏が乏しいと言う難点がある。この結果、他の国名シリーズと比べると地味な印象を与える。凶器消失の謎と犯人の設定はクィーンらしく良く練ったものだが、如何せん、上記の事情で当てずっぽうでも犯人が分かってしまう恨みがある。クィーンとしては、「きちんと推理せよ」と読者に要望しているのであろうが。

もう少し登場人物を増やし、人物間の錯綜した関係や犯行機会の多様性を盛り込めば、物語の面白さも増し、謎解きの巧妙さが浮き彫りになったかと思うと残念な作品。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
観客で一杯のスタジアム。ロデオショーの最中、大勢の観客の目の前で乗り手が射殺された。偶然居合わせたエラリー・クイーン親子は、この一見不可能とも思える事件の解決に乗り出す・・・

無理矛盾のない、非常に論理的な筋立てなので、時々「どれが本当の手がかりかな?」と気をつけながら読むという、普通の楽しみ方が出来る作品。クイーンの作品、特に初期の国名シリーズは論理性、整合性を重んじ、犯人の動機に至るまで明快なので、筋を追うことだけで十分楽しめるが、この作品も例外ではない(後期作品になると、探偵自身も非常に苦悩に満ちた推理をすることになるのだが・・・)。
きちんと手がかりを分類すれば、途中で何となくトリックはわかるかもしれない。何といっても、エラリーがかっこいい!そもそsもがクイーン一家の執事兼コックの少年ジューナの要望でロデオショーを見に行って始まる話しなので、彼とクイーン父の日常のやりとりがたっぷり楽めるのもいい。探偵と一緒にアメリカ銃の世界を楽しむ、という気持ちに尽きる。

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