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アメリカ海兵隊のドクトリン
 
 

アメリカ海兵隊のドクトリン [単行本]

北村 淳 , 北村 愛子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

欧米では、軍事分野はもちろん、ビジネス界でも機略戦(Maneuver Warfare)とOODAループ意思決定論の考え方が取り入れられている。米国海兵隊のドクトリンには組織論・意思決定法・戦略思考等のヒントが含まれている。スピード・ファクターを重視する機略戦の概念は日本企業との競争に打ち勝つためのタイム・ベース競争戦略として、米国企業などに受け入れられ、多くのビジネスリーダーがWARFIGHTINGを読んでいる。米国海兵隊の基本的知識をコンパクトにまとめた「米国海兵隊入門」を収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

北村 淳
政治社会学者。東京生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、平成元年に渡米。情報システム管理修士ならびに社会学修士取得後、ハワイ大学(ホノルル)ならびにブリティッシュ・コロンビア大学(バンクーバー)で助手・講師等を務める。満州事変勃発過程を通しての戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学でPh.D.(政治社会学博士)取得。専攻は、戦略地政学、戦争&平和社会学、国家論。現在、Centre for Navalist Studies(ビクトリア)海洋安全保障研究室長、Cubic Defense Applications(ホノルル)米国海軍アドバイザー、ならびに拓殖大学客員教授

北村 愛子
CNS日本法人代表取締役。東京生まれ。教育学修士。Centre for Navalist Studies戦略コミュニケーション室長ならびにCubic Defense Applications米軍アドバイザーとして、米国国務省国防脅威削減庁、米軍ヨーロッパ集団司令部、米軍中央集団海兵隊司令部、米海兵隊第1海兵遠征軍司令部等の調査・翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: 芙蓉書房出版 (2009/02)
  • ISBN-10: 4829504447
  • ISBN-13: 978-4829504444
  • 発売日: 2009/02
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本
 ドクトリンとは、軍隊の基本方針を明確にしたもので、企業で言う理念や行動指針に相当するものと思っていただきたい。米国海兵隊は世界最強の軍の1つで、海軍長官の指揮下に在りながら、艦艇、戦闘機、ヘリ、戦車を保有する歩兵部隊だ。そのドクトリン第1巻は、全将兵に読むことを義務づけているだけでなく、一般に販売されているという。

 読んでみて驚いた。少し言葉を入れ替えるだけで立派なビジネス書として通用するのだ。しかも、クラウゼヴィッツを本流としながらも、孫子とサムライの考えを組み込んだ非常に柔軟なものだ。

 戦闘には不確実性やクラウゼヴィッツの言う摩擦(予期しない事実)が生じるものだ。海兵隊ドクトリンでは、目標だけ指示して現場に権限委譲し、臨機応変に対応することを奨励している。また、孫子流に敵の最も弱い箇所を突いて組織の連携を崩すことを最善とする。
 実際の海兵隊員は、サムライの刀の様にライフルを大切にし、仲間のために戦うとしており、ここに武士道が取り入れられていると著者は言う。
 海兵隊はOODPサイクルという概念を使い、空間的・時間的に敵より優位な立場を維持することを目指すのだ。ビジネスに活用できる。オススメ!
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By やん
形式:単行本
文字通りアメリカ海兵隊のドクトリンを抜き出したエッセンスと言うべき本。
本来はこのほかに10冊くらいあるらしい。

第一部、『WARFIGHTING』この中で特に語られているのが『Maneuver Warfare』普通に訳すと『機動戦』になるんだけど、時空間にのみ偏る恐れがあるのでこの中では新たに造語として『機略戦』と訳されている。
……なんかこれかつての日本陸軍の『独断専行』と同じ事言ってるんだけど。
時代も組織も違うからまったく同じとは言わないけれど、方向性が同じように思える。

・機を見て最大限の効果を求めよ。 トップの判断が下るまで時間がかかるから、可能ならば自分の範囲内で即断実行すべき。奇襲効果は最大の優位。
・全体を攻撃するのは効率が悪い。 要点を攻撃する、あるいはそれを支える要素を攻撃することで混乱に落としめて継戦能力を奪うべし。
・『機動』を持って時間と空間の利を得よ。 分散と集中をもって戦力の優位を作り出せ。
・反応を予測し対処せよ。 『欺瞞』、『要素の不確定』、『内密』をもって優位を得、スピードによってそれを維持せよ。

浸透戦術で弱点を探り、現場指揮官の判断で戦果を拡張と消耗の抑制するよう進めた日本軍と、
それと対峙していたアメリカ海兵隊が廻り廻って同じ根幹に至ったというのは皮肉なものだ。
もともと陸海両用戦隊だったせいか重装備の少ない軽装師団としての要素が出ているように思える。

二部では日本の作者が現在の海兵隊の説明を行っている。
先に上げたドクトリン、組織、装備について簡単に上げているがまぁ普通。

軍事入門書を2,3冊読んで、次にこれを読んで、次に週刊オブイェクトあたり見れば沖縄基地問題は概ね理解できるんじゃなかろうか? そういった面から考えると軍事初心者や中級者の沖縄問題が気になる人は読むべき。 
ビジネス書としてもOODPサイクルの所などは「孫子の〜」とか「クラウゼヴィッツの〜」とか「五輪の書」とかそういった物と同程度には参考になるかな。 つまり曖昧で原則的すぎて言い替えがいくらでも出来、基本の確認にしかならないという意味だが。
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