下巻は、狂気のロシア大統領とマクナラハンの全面対決です。
アメリカの限定核攻撃に成功したロシアは遂に最終目標たる、マクナラハンの抹殺に向けて動き出します。
マクナラハンは、いつものハイテク兵器で対抗しますが、敵もさるもの、手を読んで次々と攻撃を仕掛けてきます。
遂には禁じ手を使い起死回生の一手を打ってきます。マクナラハンはこれに対抗できるのか!
本土では2004年刊行らしいので、米露の対決軸がメインになっています。
しかし、アメリカ=正義=力、という構図が随所に見られ、その系統は正直鼻につきます。
ロシア大統領を狂人に設定することで、苛烈な反撃に説得力を持たせているんでしょうが、力の論理丸出し感は否めません。
アメリカ側は架空の近未来兵器がドンドン出てきますが、ロシアサイドは戦闘機も、MiG-23/27/29がメインで、最近主流のSu-27/30やPak-FA等は登場しません。
戦闘シーンなどは、さすがの手腕で読ませますが、それ以外は並み以下でしょうか。
同氏のファンなら十分楽しめると思います。