マクナハラン准将に怒りを燃やすロシア大統領が、ある事件をきっかけにアメリカ本土への核攻撃を企てる。
改造を施したTu-95ベアとTu-160ブラックジャックが、核弾頭ミサイルを積んで飛び立った!果たしてアメリカはこの攻撃にどう立ち向かうのか。
相変わらず専門的軍事用語&マクナラハンvs彼の反対勢力との暗闘が描かれているが、戦闘シーンは氏の本領発揮というところだろうか。Mi-24ハインドや、SA-12グラディエーター長距離地対空ミサイルなんかも登場する。
このご時勢に、ロシアの核攻撃、というのはあまりありえなそうなシナリオだが、まぁ今までのシリーズの流れからして、これは仕方ない。
アメリカの力=正義、のスタンスは変わらず不快感を覚える程だが、この手の本が好きな人には面白く読めるだろう。
上巻ではあまり戦闘シーンがないが、下巻は激しい空中戦が期待できる。