題名から内容を推測して読んで行くと肩透かしを食わされる。
確かに第一章では、アメリカがイランを攻撃する可能性と、もし攻撃すると石油の生産量が激減することでアメリカ自身が衰退する、といった内容も書かれてはいるが、その後は流れの見えない話題が続く。
最終的にこの本で言いたいことが何か分からないままに読み進んで行くと、どうやら「アメリカはカルト国家」である、ということを言いたいのではないか、というのが読み終わっての結論である。
ハルマゲドンを起こすことでメシアが再臨し、選ばれし者(自分たち)が救われると考えるのが「キリスト教原理主義」であり、これはまさにカルトそのもの。その「キリスト教原理主義」者に支配されているのがアメリカなのだ。