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アメリカ大統領の権力―変質するリーダーシップ (中公新書 (1767))
 
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アメリカ大統領の権力―変質するリーダーシップ (中公新書 (1767)) [新書]

砂田 一郎
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

九・一一以後、世界の人々はアメリカ大統領が自分たちの安全や生活に重大な影響を及ぼすことを思い知らされた。では、アメリカの大統領の権力は強まったのだろうか。歴代大統領のあり方を検証すると、むしろ脆弱化していることが明らかになる。実際、一九七〇年代後半以降、大統領の国家元首としての権威は低下し続け、戦争を指導したブッシュでさえ、それを回復しえていない。二一世紀の大統領制を多面的に展望する。

登録情報

  • 新書: 246ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2004/10)
  • ISBN-10: 4121017676
  • ISBN-13: 978-4121017673
  • 発売日: 2004/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 490,844位 (本のベストセラーを見る)
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By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:新書
アメリカは超大国であるが、某国のように独裁国家ではない。大統領や政権政党が代われば大統領のあり方から国務長官から大統領補佐官の役割まで様変わりしてしまう。一番変質するのは戦争遂行の際のいわゆる「戦時大統領」である。初代ワシントンからリンカーン、セオドア・ルーズベルト、ウッドロー・ウィルソン、フランクリン・ルーズベルト、ハリー・トルーマンなどである。本書はクリントンの「中道的立場」を是とし、ブッシュ二世の「戦時大統領」を非としているようだが、連邦制をとり、ロビイストや圧力団体としての宗教勢力が跋扈するアメリカのような国は、その政治風土から権力が生まれる訳で、大統領が権力を生む訳ではない。そこを勘違いしなければアメリカ政治を概観する一定の価値を持つ本。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「大統領の権力」と言うと、どうしても私達の関心は大統領個人やその取り巻きたちにばかり向けられる傾向がないだろうか。ブッシュは粗野で好戦的でボキャブラリーが貧困だぞ、とかチェイニーは汚れている・・といった具合に。
実際それらの要素に着目すること自体が間違っているわけではないだろうし、B・ウッドワードの著作はそのようなジャーナリスティックな視点に徹した労作と言っていいと思う。ただ、私達がさらに奥行きをもって大統領像を把握しようとするなら、広く議会・世論や憲法規定との関係・歴史的背景にまで視線を広げ、真摯に目を凝らす必要があるはずだ。本書はそのようなことを考えさせてくれる。

アメリカ大統領を、その国家元首としての権威性(第1章)、戦時総司令官としての権力性(第2章)、選挙制度(第3章)、指導者としてのリーダーシップ(第4章)、支えるスタッフ・機構(第5章)、といった側面ごとに歴史的変遷を踏まえつつ俯瞰し、さらに21世紀型大統領制を展望する(第6章)のに、本書は格好の概説書だと思う。

著者によれば、内政・外交全般にわたり強力な存在感を発揮した「現代大統領制」は70年代後半以降、権威の失墜とそれに伴う議会の巻き返し、有権者層の流動化、政府介入を是とするリベラリズムの退潮等の要因から急速にその基盤を脆弱化させ、その傾向は冷戦構造崩壊後のクリントン・ブッシュ両政権下でも基本的に変わっていないのだという。
もっとも(今後の展開にもよるが)2004年大統領選の結果を見る限り、凝集力の強さを誇る支持勢力と議会内共和党に支えられたブッシュ政権は、少なくとも内政面では強力な権力基盤の再構築に成功しつつあるようにも見える。著者はブッシュの支持勢力を「社会の少数派」だと斬って捨てるが(p209)、これは少し過小評価だったのではないか。

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15 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
しょうもな 2004/11/13
形式:新書
言いたいことはわかるが、余りにもイデオロギー的過ぎる。
自分の価値観が善であるとして勝手に話を進められても困る。
著者は毎日新聞記者であったことから、文章は読みやすいが、内容はとても客観的とは言いがたい。
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