数名の大統領をとりあげ
彼らの功罪に注目しながら、アメリカの政治史を紹介した本。
特にとりあげられている大統領はトマス・ジェファソン、
ウィルソン、フランクリン・ローズヴェルト、トルーマンです。
扱われている時代は、おもに20世紀前半。
著者の『正義のリーダーシップ』『共和国アメリカの誕生』に続く
三部作のラストにあたるそうです。
そのためか、時代がほぼ20世紀前半に集中しており
タイトルからアメリカ史全体をカバーしていると予想していたので
すこし残念でした。
内容は一般読者向けで、平易な文章で
親しみやすいエピソードも交えられており、読みやすい。
ただそれだけに話もあちらこちらにとびやすく、
とりあげられた大統領と大統領の間の時代の記述が簡素であることもあり
わかりづらいところもありました。
2008年5月発行のため、ブッシュ政権への批判は厳しい。
オバマ候補(当時)への期待などにもふれられています。
巻末の索引は三部作全体でのものになっています。