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アメリカ・インディアン悲史 (朝日選書 21)
 
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アメリカ・インディアン悲史 (朝日選書 21) [単行本]

藤永 茂
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,155 通常配送無料 詳細
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アメリカ・インディアン悲史 (朝日選書 21) + ネイティブ・アメリカン―先住民社会の現在 (岩波新書)
合計価格: ¥ 1,974

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登録情報

  • 単行本: 270ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (1974/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4022591218
  • ISBN-13: 978-4022591210
  • 発売日: 1974/01
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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Amazonが確認した購入
とにかく悲しいのは、アメリカ大陸でも太平洋でも先住民族の人たちは「サステナビリティ=持続性」という意味でははるかに現代文明よりもすぐれていたことだ。土地は神様のもの。それを皆でシェアしてつかい、自分たちが食べるものだけとればあとは神様へ返す。それを破壊と消費の白人文明(いまは自分自身の文明でもある)がブルドーザーのように人も文化もなぎたおして、いまは先住民族がどんな暮らしをしていたかもみることができない。白人の神様は、一方、アメリカという土地を文明化するために蛮族を追い払うように白人たちにミッションを与えたという。彼らはいまでもそれをイラクでやっている。

同じ神様でもこうも違うものか。もちろんこれは神様の違いではなく考え方の違いなだけだけれど。

この本はメイフラワー号で北米大陸マサチューセッツ州に上陸した少人数の白人たちがタバコ園をつくったところから、土地を追われたチェロキー族の涙のふみわけ道の物語までをじっくりと語ってくれる。つらくて読むのがためらわれるかもしれないが、これは目をそむけてはいけない、現代人として必ず知っておかなければならない歴史である。
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By つくしん坊 トップ500レビュアー
 1492年のコロンブスの「アメリカ発見」以前、現在の北米大陸にはいくつかの部族グループに分かれた先住民たち(いわゆるアメリカ・インディアン)が、平和に(もちろん、小規模な争いはあっただろうが)、自然と調和しながら暮らしていた。

 1620年11月にメイフラワー号でアメリカ大陸のプリマスに到着したイギリスからの移民団は、厳しい開拓生活を余儀なくされ、総員101名のうちの半数が春を待たずに死んでいった。農耕にほとんど経験のない白人たちにとうもろこしやじゃがいもなどの栽培法や魚などの食糧の取り方を教えたのはインディアンだった。移民たちは翌年11月にアメリカで最初の感謝祭を祝い、神に「感謝」を捧げた。そこには多数のインディアンも参加した。しかし、移民たちの感謝はあくまで神に対してであり、自分たちの食を割いてでも飢えた移民を助けたインディアンに対してではないことがその後の歴史で痛々しいまでに明らかになる。

 その後の白人たちによるインディアン迫害は凄まじい。インディアンの欲しがるモノを売り付け借金漬けにする、デタラメの「契約書」を取り交わす、タダのような値段で広大な土地を強奪する、抵抗するものは強制的に追い払う、さらに徹底抗戦するものは虐殺する、・・・。このようにして、19世紀の後半には北米大陸の大部分が白人の手に帰した。その過程で、各代の大統領が直接・間接にインディアン迫害に関与している。

 著者は、以上のようなインディアン虐殺の手口は、その後のアメリカの戦争の歴史に深く刻み込まれていると説く。ベトナム戦争のさなか1968年に、南ベトナムのソンミで起こった虐殺事件(総人口700人の村落で、無抵抗の老人・婦人・子供ら450人が虐殺された)は、上記のインディアン迫害と瓜二つである。

 本書は、「アメリカ帝国主義」が、その建国にまで遡って、深くアメリカの国民性に刻み込まれていることを数々のエピソードで明らかにする。このことは現在のイラク戦争を見れば十分納得できる。アメリカ・インディアンの歴史を学ぶことがアメリカの本質を考える上で欠かせないことを教えてくれる良書である。
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By yu0111
戦争、日本とアメリカ、有色人種、白人、、、考えさせられます。平和ぼけしてた撲は激しく衝撃をうけました。今後の日本とアメリカを考えるうえで、知るべき事実だとおもいます。
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