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アメリカン・センター―アメリカの国際文化戦略
 
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アメリカン・センター―アメリカの国際文化戦略 [単行本]

渡辺 靖
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近年、世界各国で急速に高まるパブリック・ディプロマシーへの関心。それは、いかに国益に適うように自国を他者(他国)に理解させうるか、いかに世界認識の仕方を設定できるか、言説を支配できるかということに関わる事柄である。そこには、外交とは何か、政治とは何かという問いにとどまらず、他国や文化を「理解」するとはどういうことかという、より根源的な問いが含まれている。著者は、米国のパブリック・ディプロマシーの主たる担い手である「アメリカン・センター」に着目し、創設以来約半世紀にわたるその活動理念や活動実態の変遷を究明。パブリック・ディプロマシーをめぐるさまざまな言説のせめぎ合いを「文化の政治学」として考察し、文化研究、またアメリカ理解に一石を投ずる。注目を集める気鋭の研究者による年来の研究成果を総合する意欲的考察。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

渡辺 靖
慶應義塾大学SFC環境情報学部教授(文化人類学、文化政策論、アメリカ研究)。1967年生まれ。90年上智大学外国語学部卒業後、92年ハーバード大学大学院修了、97年Ph.D.(社会人類学)取得。ケンブリッジ大学、オクスフォード大学、ハーバード大学客員研究員を経て、2006年より現職。2005年日本学士院学術奨励賞受賞。著書に『アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と“文化の政治学”』(慶應義塾大学出版会、2004年、サントリー学芸賞、アメリカ学会清水博賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2008/5/27)
  • ISBN-10: 4000220438
  • ISBN-13: 978-4000220439
  • 発売日: 2008/5/27
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
本書はアメリカで「public diplomacy  広報文化交流」と呼ばれる外交施策の歴史的・実証的検証である。その歴史は19世紀のアメリカ外交史に端を発し、現在も手を変え品を変えて続けられている。評者自身本書が紹介しているIVPの体験者でもあり、アメリカン・センターを通じて多数のアメリカ文化を学んだ。その外交史的意義を歴史的に描き出している。その具体的施策の手法は、ラジオ放送から図書館運営まで多種多様な文化活動を通じて展開される。同種の外交政策を、イギリス、フランス、ドイツも展開し、最近では日本の外務省も展開しているらしいが、規模からして太刀打ちできないらしい。所謂ソフト・パワーの具体的展開であり、文化的に遅速な媒体の影響力は深いことを教えられる。
外交などの政治分野にしろ、文化人類学的な分析手法の意義をも実証したユニークな論文である。著者のアメリカ共同体論とともに併読をお進めする。
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