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日本にはクリエイティブな才能を持つ人が沢山居るはずなのに、それを上手く活用する仕組、組織がないことを日頃から痛感していた。また、才能を持つ人間からマネジメントに対する提案というものが出て来ることも少ない。
最近、新しいビジネスモデルを考案するというチームで仕事をしているが、まさにアメリカズ・カップを闘うのと同じような組織マネジメントが必要だと思う。そして、当然ながら天才的な人材を活かす仕組を整えなくては。
ビジネスモデルの企画に携わるもの、科学者やエンジニアを目指す若者に是非とも読んで欲しい一冊。
F1でのかつてのホンダの快進撃などを見ると、私もついこういう漠然とした日の丸技術への信頼に基づく期待をしてしまう凡人だったのですが、技術力をレース挺という現物に仕上げる最大の鍵はマネジメント能力であることを学びました。そしてこの点では日本の人材も経験も遅れているであろうことは著者の意見に賛成です。技術の結集という簡単なことばの内側を見せてくれる本です。 ただ、読みはじめてすぐに「この本はいったい誰に読んでもらうために作ったの?」と戸惑います。著者はマネジメントの何たるかを説明しようとしているのですが、モーメントなんていう言葉が当たり前に使われるあたりは不親切だと思います。
読者の理解力を考慮しない想像力の低い構成はバツですが、「技術力の結集」を指揮した技術総監督が教えてくれる実際のマネジメントには引き込まれます。
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