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また、「アメリカはなぜ嫌われるか」というタイトルの試みをこの書の中で達成していたかと問われると、読後の感想では甚だ疑問に思う点が
多い。
内容も、多くが他者の文献の引用で、参考文献もマルクスやヴェーバーを筆頭に日本人の資料を含めて見ても『岩波書店』『大月書店』『朝日新聞』辺りで過去に語られてきた域を大きく出る物ではなかった。
やや難解であろうし、応用するには中途半端になってしまいどういう読者層を想定しているのかが分かりにくいのも難点か。
以上の点から、個人的にはあまり高い評価は付けられなかった。あくまで価値観は様々でしょうから、購入の際の参考程度に見ておいて下さい。
そのようなトピックについての知識がまったくない人にとっては、雑多な情報を手軽に得られるという利点があるかもしれない。しかし、本書の内容は(日本の)反米リベラルの側に大きく偏っているので、できればもう少しバランスのとれた別の本を読むことをお勧めする。
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