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5つ星のうち 3.0
金融政策中枢のメッセージ,
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レビュー対象商品: アメリカの経済政策―強さは持続できるのか (中公新書) (新書)
アメリカ公使を務め、現在は財務省国際局次長の著者が、基本的にはアメリカ経済の分析、展望だが、わずかながら、自らの考えを披瀝しているところがあり、それが、日本の経済政策になんらかの関係を及ぼすのではないか。たとえば、中国、産油国などドルを積み上げている国家がドルを出資する「国家ファンド」について、先進国ではノルウェー以外導入していない、と指摘している。日本でも国家ファンドの動きが政界で持ち上がっているが、著者率いる財務省国際派は否定的な見解なのかと思った。また、BRICsが、日米を凌駕するとしたゴールドマンサックスの調査に、非常に予測は困難だとして、否定的な反応を示したのも興味深い。国際為替金融の当事者でもあり、発言は制約される中だったが、いろいろな示唆はあったと思う。
6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アメリカの経済戦略とは,
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レビュー対象商品: アメリカの経済政策―強さは持続できるのか (中公新書) (新書)
現役財務官僚によるアメリカ経済政策の概説、展望。当然アメリカ経済=世界経済でもあり、新興国や日本との関係も含めた流れの中で語られている。 現役官僚ということで当たり障りないものを連想していたが、なかなか良く まとまっている。 米国の強さの源泉は高い成長性にあり、そのための規制緩和と競争促進こそが政策的 課題であったこと。米国の戦略としては当然、経常収支<成長の範囲に収めるために 更なる成長を目指すことであり、EU、中国といったコンペティターとの競争が 激化する見込みであること。 以上の基本線に沿って、通貨政策から金融政策、成長を生み出すダイナミズム分析 まで上手く取り込んでいる。 欲を言えばサブプライム問題についてもうちょっと記述が欲しかったが、 タイミング的にはしょうがないか。 ちなみに筆者曰く「一時的ショックにすぎず、米国経済の基調は変わらず」 とのことだが。 最後に個人的感想。先進国中最低の成長率のくせに、国際競争力強化も 支出削減もままならない日本の将来は、どう考えても絶望的だろう。
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