この本は3つの点で有用だ
1点目:英語学習教材として素晴らしい。
私たちのような非ネイティブが英語を書いたり喋る場合、
洒落た表現よりも出来る限り平易な表現を使ったほうがよい。
しかしながら、「平易な表現だけ」を学習しようにも、
受験用参考書のような「寄せ集め」になってしまう。
生きた英語には、初学者が使うには難しい表現が
どうしても混ざってしまうのだ。
その点でこの本は理想的な「英借文」用のテキストと言える。
平易で日常使える表現が満載なのだ。
とは言っても大抵の日本人には難しいかもしれない。
「小学生が読んでいる」と言うことでモチベーションを維持してほしい。
それも実に効果的な勉強だ。
2点目:歴史教材として使える
確かに単純に合衆国の歴史を勉強するなら
日本人の興味を引くような面白い本があるかもしれないが、
この本の内容も決して悪くはない。
歴史上の重要なポイントを教科書らしく簡潔に抑えてある点が良い。
3点目:アメリカ人を理解するのに役立つ
中国や韓国の歴史教科書ほどではないが、
日本人の感覚で見ると偏向した歴史がかかれているように思うだろう。
その是非はともかく、
「多くのアメリカ人がこのような教育を受けている」
と言う事実に目を背けるべきではない。
時に彼らが行う傲慢な行動の背景の一つに、
このような歴史教科書があることを知っておくのは悪いことではない。