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アメリカの反知性主義
 
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アメリカの反知性主義 [単行本]

リチャード ホーフスタッター , Richard Hofstadter , 田村 哲夫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカの知的伝統とは?知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのか?政治・宗教・実業・教育・文学―建国から現代まで、アメリカ史の地下水脈を問うピュリッツァー賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

アメリカの知的伝統とは? 知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのか? 政治・宗教・実業・教育・文学…。建国から現代まで、アメリカ史の地下水脈を問うピュリッツァー賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 449ページ
  • 出版社: みすず書房 (2003/12)
  • ISBN-10: 4622070669
  • ISBN-13: 978-4622070665
  • 発売日: 2003/12
  • 商品の寸法: 21 x 14.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 40年以上も前の著作とは思えない、大変優れたアメリカ(文化)論!, 2004/1/27
レビュー対象商品: アメリカの反知性主義 (単行本)
恥ずかしながら、購入して、原著の発行年を見てたまげた。1963年!「何かの間違い?」ではなかった。それほど、年月を感じさせない著作である。ひとつは、現在のアメリカ・ブッシュ政権を支える「草の根保守主義」のルーツというか本質を、見事に描き出している点がある。レーガン政権や現ブッシュ政権を支える「草の根保守」というのは、公民権運動やフェミニズムなどのリベラル化への反発や、『アメリカン・マインドの終焉』あたりの感化と思っていたが、本書によって、それがある意味で建国以来の「反知性主義」と呼ぶべきものであることを学んだ。考えてみれば、アメリカ建国の理念のひとつは、ヨーロッパ的なヒエラルキー社会の否定であっただろうし、自由とともに平等の観念は、アメリカという国家の根幹なのである。そうした立場からすれば、知性だの、知識人だのは、うさんくさい存在ということになる。ところが、現実のアメリカは、そう単純ではない。一面的であることを承知でいえば、ノーベル賞受賞者数を考えても、この国が知性を敵視して凡庸をよしとしているとはとても思えない。現在のアメリカはかなりおかしいとは思うが、それでも、故サイードやチョムスキーをはじめとする、知性にまみれたような知識人も大勢いる。この複雑さがアメリカなのであり、本書は、その点を歴史的に描き出してくれている。すごい著作であると思うし、また、訳者の碩学を賞賛したい。
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 よく出してくれた, 2004/1/26
レビュー対象商品: アメリカの反知性主義 (単行本)
今世紀中(あるいは数十年年以内?)に人類が滅亡するとすれば、その元凶となる可能性がダントツ一位のアメリカン・アンチ・インテレクチュアリズムについて、様々な角度から詳細な検証を行っているのが、この本です。
学術書ですので、やさしい内容ではありませんが、訳もよくできており、きちんと読めば十分理解できる出来に仕上がっています。
政治、社会思想に興味のある人にとっては必読書だと思いますが、「なぜアメリカ人は?」という疑問が、マイケル・ムーアその他を読んでもまだすっきりとせずに残っている人にも、この本は一番のおすすめです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「アメリカの仕事はビジネスである」カルヴィン・クーリッジ, 2009/9/12
レビュー対象商品: アメリカの反知性主義 (単行本)
この大著をようよう読みおおせた。とはいえ、決して読みにくい本でもなければ、生硬な翻訳というわけではない。極めてリーダブルな訳文であり、論理も明快。
「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」の両義性、つまり今日「ワールドワイド」に浸透しているアメリカ的価値観の内実を検討しようとするときには必読の書と、取り敢えずは言えるだろう。

一点、第9章「ビジネスと知性」では、本書が1963年に刊行されたものであることの限界も垣間見える。
ここで著者は、ビジネスと知性の反目・背反を中心テーマとしているが、その<事態>は現在既に和解されてしまっている(止揚されてしまっている?)からだ。

あらゆる知をまとう機関(大学など)やジャーナリズム、夥しい書物、それらが提供する「ノウハウ」「ハウツー」、暗黙的な知をも含めた思潮、つまりはハードもソフトもいずれもビジネスの軍門に下ってしまっている。知はビジネスと野合した、あるいは溶融した。もっとはっきり言えば、その手段に成り下がったのである。まあ、こう書くと当たり前のこっちゃ!

だからいまや、大学や学問に就いての最もラディカルな言説は、「象牙の塔に籠もれ」(ジジェク)という言い方を取るしかないのである。
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