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アメリカとアメリカ人―文明論的エッセイ (平凡社ライブラリー)
 
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アメリカとアメリカ人―文明論的エッセイ (平凡社ライブラリー) [単行本]

ジョン スタインベック , John Steinbeck , 大前 正臣
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

『怒りの葡萄』で知られる文豪が晩年に語ってやまなかった古典的アメリカ論。代表的アメリカ人による自画像の試み。

内容(「MARC」データベースより)

生誕百年を迎える文豪スタインベックによる出色のアメリカ人論。グローバル化とともに、いっそう切実な問いとなっている「アメリカとは何か」に対する古典的な答えがここに。サイマル出版会1969年初版の再刊。

登録情報

  • 単行本: 227ページ
  • 出版社: 平凡社 (2002/09)
  • ISBN-10: 4582764436
  • ISBN-13: 978-4582764437
  • 発売日: 2002/09
  • 商品の寸法: 16 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 295,600位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
本書はスタインベックの最後の作品であり,アメリカ論の集大成です.愛犬チャーリーとの全米旅行で得た洞察を基に,アメリカとアメリカ人の多様性と統一性,開拓精神,政治,人種差別など各テーマ別に考察しています.

「歴史は、いくらか不正確なうえに、何をやったかということしか伝えませんよ。フィクションだと、なぜやったか、そのときどんな気がしたか、どうなふうだったかを伝えますし、また伝えようとするでしょう」

私見では,スタインベックの最後のメッセージは,アメリカとアメリカ人に関する考察ではなく,「国家および国民を知るためには,歴史を読むだけではなく文学をも読み,実際に国家を旅し国民と話すべきだ」ということなのだと思います.
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形式:単行本
本書はスタインベックの最後の作品であり,アメリカ論の集大成です.愛犬チャーリーとの全米旅行で得た洞察を基に,アメリカとアメリカ人の多様性と統一性,開拓精神,政治,人種差別など各テーマ別に考察しています.

「歴史は、いくらか不正確なうえに、何をやったかということしか伝えませんよ。フィクションだと、なぜやったか、そのときどんな気がしたか、どうなふうだったかを伝えますし、また伝えようとするでしょう」

私見では,スタインベックの最後のメッセージは,アメリカとアメリカ人に関する考察ではなく,「国家および国民を知るためには,歴史を読むだけではなく文学をも読み,実際に国家を旅し国民と話すべきだ」ということなのだと思います.
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形式:単行本
 ノーベル文学賞作家のアメリカ人論である。原作のAmerica and Americansが世に出たのが1966年で、ベトナム戦争の真っ只中であった。アメリカ社会の分裂がピークを迎えるのはもう少し後のことだが、すでにこの時期、アメリカは病んでいた。

 スタインベックは国家を破壊するものとして、安楽さ、豊かさ、安全性を挙げる。豊かさの結果、アメリカは目標を喪失し、ますます「滅びゆく国民」の様相を呈していると見る。しかしスタインベックは、アメリカの活力を最後まで信じているのである。

「われわれは時に失敗し、誤った道をとり、新しく継続するために立ち止まり、腹を満たし、傷口をなめた。しかし絶対にあと戻りはしなかった。絶対に。」

 ここにはアメリカ人に特有の「活力信仰」とも言うべき姿勢が現れているように思う。はるかに長い歴史を持ち、国の栄枯盛衰を記憶に刻んできた他の国の人ならば、運命に対して静かに向き合い、もっと寡黙になるのではないだろうか。

 こうしたアメリカ人の特性は、今も確かに存在している。それはアメリカの強みでもあり弱みでもある。スタインベックはこの両側面、すなわち自己をも破壊してしまうエネルギーと矛盾を乗り越える活力という二面性を鋭く見抜いていた。

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