ここ最近ずーっとオリエンタルな方向に音楽を求めていたので、自然に彼らと出会いました。新鮮な出会いだったですね。とにかく聞いてよかった!
まさに、アフリカンとアラビックとが出会ってできた素晴らしい音楽!とにかくグルーヴ感がたまりません!
また、彼らの音楽を通して今までまったく知らなかったトゥアレグ人の存在と歴史を少しでも知ることができました。
アフリカの太鼓の響きの様に足元から伝わってくる感じのはっきり刻まれたリズム、プリミティヴなギターの音色、ストイックながら味がありアラブの伝統を感じさせるリードヴォーカル、これだけでも素晴らしいのに、加えてのんびりとしつつもどこか哀愁を含んだ女声コーラス,鳥のさえずりのような喉の奥でホロホロ・・・と震わす声(これが前作より多用されているのが楽しい)、手拍子・・・それらが代わる代わるやりとりしながら作り出して行く音楽には、自然に乗せられてしまいます。このトランス感覚は独特です。
前作より更にグルーヴ感が素晴らしいと思いました。で、野性味を残しながらもいい意味で洗練された感じ。サウンドに厚みが増したようですね。
女声コーラスなどはどこか日本の民謡の合いの手を聞いている様ですが、ずっと聞いていると、祝祭というか祈りのことばを自分も共に唱和しているかのような不思議な感覚がしてきます。
目をつぶって聞いていると果てしない大地の広がりを感じとれるかのようです。