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アマテラス―最高神の知られざる秘史 (学研新書)
 
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アマテラス―最高神の知られざる秘史 (学研新書) [新書]

斎藤 英喜
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,743

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

天皇家の祖神アマテラスとはいかなる神なのか?古代神話が語る「戦う女神」「岩戸ごもりの太陽神」は、やがて「天皇を祟る神」となり、ついには仏と合体して秘儀のための「蛇体本尊」にまで姿を変じていく―最高神の知られざる秘史を読み解く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

斎藤 英喜
1955年生まれ。宗教学者、神話学者。日本大学大学院博士課程満期退学。佛教大学歴史学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 233ページ
  • 出版社: 学研パブリッシング (2011/01)
  • ISBN-10: 4054048528
  • ISBN-13: 978-4054048522
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 八雲立つ VINE™ メンバー
アマテラスというと、いうまでもなく皇祖神として伊勢神宮に祀られている神。しかし、皇祖神として伊勢神宮に祀られているアマテラスに、今日の常識からしてあるまじき(!?)信仰内容と信仰実態の歴史があった。

アマテラスは大日如来であった。
アマテラスは観音菩薩であった。
アマテラスは蛇体の神であった。
アマテラスは天地開闢の根源神であった。

伊勢神宮の神域は戦場となった。
神殿は放火され、御師は自害した。

多くの人が見過ごしているアマテラス信仰の移り変わりを史料をもとに、目を疑うような事実を著者は確かな筆力で豊かに描き出している。とくに神宮の神域が戦場となり、宮域内で御師が自刃した事実があったとは…。
本書に開陳されたアマテラスをめぐる奔放な想像力と陰惨な争いの歴史は、今日きれいさっぱり葬り去られている。この落差の大きさに読者はあらためて様々な思いに駆られることだろう。歴史から目をそむけるひとは見たくないものを見せられたと思うでしょうが…。
【追記2011.3】『アマテラスの誕生―古代王権の源流』(溝口睦子、岩波新書)や『伊勢神宮の謎を解く―アマテラスと天皇の発明』(武澤秀一、ちくま新書)を併読されると、アマテラスの誕生からその後の変容までが通してつかめる。
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4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
Amazonが確認した購入
 アマテラス以前にタカミムスヒとかイザナギ・イザナミ、アメノミナカが居ても結局アマテラスに落ち着くというのは、それが太陽神だからだと私は思う。これは単に太陽の意味が、地球にとってと太陽系にとって格段に大きいからである。
 しかし、裏を返せば宇宙論の真実は、太陽は凡百の恒星の中の一つにすぎず、やがて燃え尽きる生命のようなものでもある。そして、さらに裏を返し直せば、その時にも地上は太陽に焼き尽くされるしかない。人類はそれまでに地球を、引いてはこの宇宙を旅立つ必要があり、それ以外には存続の方法はない、人間にとっての意味は完全に無に帰するわけであるけれども、それほどの水準の重要さが太陽にはあるという事だ。
 よって日本神話上のアマテラスの位置は、太陽の意味を第一にしてはいないものの、結局は実用上も意味上も他の何処の神話とも一致して結果として同様にそうなったにすぎないのだ。
 それが仏教とどう折り合わせるか、そもそも折り合わせないか、となった時には、大日如来と一致するというのも、だから、ごくごく自然なことであろう。
 アブラハムの宗教にとってはせせこましく浅はかで狡猾な知の象徴である蛇も、南米のアステカまで行けばくねくね動く金星から規則正しい太陽にまで展化している。神道でもここの意味を抜かしているわけではないことは本書でなら容易に確認できる。

 スサノオが、出雲の王としてであれ豪族の代表としてであれ、果ては後世の組換えで大海人皇子、天武天皇を象徴しているのであれ、勿論そんなことは本書には書かれていないのだが、人間らしい男王として女王アマテラスを惹きたてていると言えるその事自体は、神話が人間を精確に総体として理解していたことの証であると言ってよいことである。
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