まず一応お断り。私は原作ゲームはプレイしておりません。あくまでもアニメ版しか知らない状態で本作に触れております。
他がかなり変化球気味なのに対して、梨穂子編はど真ん中ストレート勝負みたいな感じで、変にひねったところがなく、その分、胸に『ストン』と嵌ったように感じました;と言うか、キャラクターがツボにすっぽりハマってしまいました。。
天然系で前向きなドジっ娘。
優しくてほんわかしていて家庭的。
一途で健気でいじらしい。
そしてとどめに、可愛くて幼馴染でちょっとぽっちゃり気味。これだけ立て続けに直撃弾を食らえば私のハートは引き揚げ不可能なほどに轟沈です。
しかも、お話の流れは、秘めた長年の片想いが幸せな形で成就する、と言う実に単純明快で、だからこそ飽きの来ない王道パターン。だから、梨穂子編ばかりもう何回再生したことやら。
(まぁ、『王道』って本当はそう言う意味じゃないらしいですが)
他のヒロインが皆クリスマスイブで(一応)エンドを迎えているのに対して、この娘だけはその後も描かれていたのもポイント高いです。何となく、『特別』って感じで。
他のヒロインのお話では単なる変な人たちにしか見えなかった茶道部の先輩たちも、この娘のお話では優しい先輩であることがちゃんと描かれていたのも良かったです。4話目はホロリとさせられました。
あと、他のお話では主人公が変態的行為に走ったり変なノリで突っ走ったり必要以上にヘタレだったりしていることがあるのに対し(いやまぁそれはそれで面白いんですが)、梨穂子編では割とマトモ、と言うのも良かったかも。
他のヒロインのお話も一応HDDの中には残してあるんですが、この娘のお話は(この娘のお話だけは)買って更に見ます。
そう言う観点から、本作のようにヒロインごとにディスクをきっちり分けて販売してくれるのは一カスタマーとしては有り難いのですが、(連続購入特典を用意しているとは言え)売る側にとってはどうなんでしょう、リスキーなんじゃないでしょうか?;ちょっと心配。
それと、私としては、昔のOVAのノリで、4話完結の1作品と言う感じで楽しめるんですが、1〜4クールかけて一組のメインカップル(或いはそれ以上)の一つのストーリーをじっくり描く、と言うスタイルしか知らない人たちにとっては、こう言う『全ヒロイン編を独立した話としてフィーチャー』と言う製作スタイルって、どうなんでしょう?;まぁ、確かにこれならキミキスみたいなことにはならないでしょうけど…。