前集同様、同人系でも活躍されている作家の連名によるアンソロジーだが、クオリティは良くなっている。
アマガミのコンセプトを前提に読み進めてみても、決してエロティック過ぎず、淡泊すぎず、現代の恋愛作品の傾向を良く加味されていてかつ、連名作家陣同士の連携が上手く取られている感じがするのは前集と不変であり、好感が持てると言える。
アンソロジーというものは連名の作家が個々に自己主張しがちであり、取り留めがないものだがこのアマガミアンソロジーは不思議にそうした感覚はなく、最初から最後まで通して読み進められることが出来る。連携が上手くなければこうした感じは至難の業である。前集と合わせて、アンソロジーとしては珠玉の価値があることは間違いがない。