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本書の内容が、その事実が虚偽だということの証拠を一つずつ積み重ねていく作業なのかと思って読み進めると、失望するだろう。なぜなら、本書は、その質問には全く答えずに、月面写真や放射線についての疑問、そして、宇宙開発の政治的陰謀についての話が続くからだ。
最後まで読むことができなかったし、著者のプロフィールにも少なからず失望した。
型にはまった「陰謀史観」炸裂の上に、著者紹介には「幼い頃より超能力者」とか書かれているわ、米国のAmazonのレビューでも原著がコテンパンに叩かれているわ、まあ100%「トンデモ本」です。そうと分かって読むとちょっと味わい深い推理ものと言えましょう。それにしても、宇宙飛行士が撮ったにしてはあまりにも芸術性の高い写真があるのは事実ですね。月に行ったとしても広報用の写真はスタジオで撮ったり、かなり加工してあるという可能性は、あるでしょうね。
正直、1冊読むのはキツかったです。真否は別にしてこういう陰謀物を読むのはすきなのですが、ある箇所は執拗でありながら、全体的な構成は、エンターテイメントとしては配分が悪いし、粗い気がします。もっとうまく騙して、あるいは夢を見せて欲しかったです。
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