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アポトーシスとは何か―死からはじまる生の科学 (講談社現代新書)
 
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アポトーシスとは何か―死からはじまる生の科学 (講談社現代新書) [新書]

田沼 靖一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

“細胞の自殺”アポトーシスの発見が、がん、AIDS治療の道を拓き、老化・寿命の謎を解く。新たな生命観への招待の書。

「死」から「生」へ――アポトーシスが、これほど研究者たちに注目されているのはなぜだろうか。それは、単に、アポトーシスが生命の維持に欠かすことのできない細胞の基本的機能であり、多彩な生命現象に密接に関与しているから、というだけではない。アポトーシスが、これまでのものの見方を180度変えてしまったからである。つまり、生きているものを「生」からの視点でしか見ていなかったところに、まったく逆の「死」から見る、という発想の転換をもたらし、それによってかえって「生きている」ことの現象が、よりはっきりとらえられるようになったからである。――本書より

内容(「BOOK」データベースより)

“細胞の自殺”アポトーシスの発見が、がん、AIDS治療の道を拓き、老化・寿命の謎を解く。新たな生命観への招待の書。

登録情報

  • 新書: 239ページ
  • 出版社: 講談社 (1996/06)
  • ISBN-10: 4061493086
  • ISBN-13: 978-4061493087
  • 発売日: 1996/06
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 253,880位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
当時、『脳内革命』なるトンデモ本がベストセラーだった。「脳内麻薬」だとか「ポジティブ・シンキング」だとかをちりばめて、分かりやすいけれども事実ではないことを語っていた。

この本は世間に出回っているリラクゼーショングッズや『脳内革命』を始めとする「トンデモ本」を一刀両断に斬り捨ててくれる。ネタばらしになるので多くは書けないが、平易な言葉で脳の事が語られている。

解りやすいけれども軽くはなく、深い。「目からウロコ」などという生やさしさではなく、革命的な読み物だ。「脳内革命」を名乗れるのは、こちらではないのか?と、思った。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 西岡昌紀 VINE™ メンバー
形式:新書
 アポトーシスに関するオーソドックスな入門書です。オタマジャクシの尻尾が消えるのは何故か?と言った話から始まり、1972年に、イギリスの研究者達によってアポトーシスが発見された経緯の説明、アポトーシスの定義、を経て、アポトーシスは何の為に在るのか、アポトーシスと病気、細胞死の起源、細胞死と老化・寿命、等へと話は進みます。AIDSにおけるHIVの役割に関しては、学界主流派の説明に大きな変遷が有りましたが、その点についての説明も有ります。(140〜141ページ)又、後半には、アポビオーシスの話など、高級な話も出て来ますが、概して平易に、分かり易く書かれており、高校生でも、読めない事は無いと思ひます。今日の医学・生物学におけるアポトーシスの重要性に鑑みて、若い人達にお薦めしたい一書です。

(西岡昌紀・内科医)
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
前々から私は死というものと老化に並々ならぬ興味があった。科学的に解説している入門書を漁っていたところ、本書に出くわした。前半はアポトーシスとアポ ビオーシスの定義が書かれている。素人にもわかりやすいように記述されていて理解しやすい。半分は老化にさかれる。文中で書かれているヘイフリックの実験 はおもしろい。要するに細胞にはそれぞれ最初から分裂する限界が決まっている、というのである。これはテロメアと呼ばれている遺伝子であって、ちょうど回 数券のように分裂するごとにその長さが短くなっていき、限界にくるとアポトーシスのスイッチが入って細胞は消去されてしまうのである。そのほか、アポビ オーシスとアポトーシスの二本立てで人の寿命はコンとロールされている、という事実には驚く。著者はあとがきに顕微鏡で細胞死を観ていると、宇宙の星の生 成をながめているような気になる、とある。ミクロをとことん突き詰めていくと、マクロの宇宙が見えてくる、というのも印象的だ。
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