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アフリカの瞳 (講談社文庫)
 
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アフリカの瞳 (講談社文庫) [文庫]

帚木 蓬生
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

TV化された名作『アフリカの蹄』第2弾!アパルトヘイト下の南アフリカで企てられた、天然痘ウイルスによる黒人抹殺計画を打ち砕いた日本人医師・作田信。十年後の今、彼は新たな敵エイズと戦っていた。

内容(「BOOK」データベースより)

十人に一人がHIVに感染している国南アフリカ。かつて白人極右組織による黒人抹殺の陰謀を打ち砕いた日本人医師・作田信はいま、新たな敵エイズと戦っていた。民主化後も貧しい人々は満足な治療も受けられず、欧米の製薬会社による新薬開発の人体実験場と化していたのだ。命の重さを問う感動の長編小説。

登録情報

  • 文庫: 576ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/7/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062757915
  • ISBN-13: 978-4062757911
  • 発売日: 2007/7/14
  • 商品の寸法: 15 x 10.5 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By driven 殿堂入りレビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
帚木さんの作品、大好きで新刊が出るたび必ず読んでます。この最新作は南ア共和国(多分)を舞台に、エイズ渦に苦しむ貧しい人々と日本人医師のふれあいを描いたもの。自身が医師であるだけに医学的バックグラウンドの記述はさすがで、ストーリーも面白いのですが、いちファンとして言わせていただくなら帚木作品としては「そこそこに」面白いというレベルです。高価な薬品を購入するお金のない貧しい患者の「治療」を装い、未認可薬品を投与、治験=人体実験を繰り返す欧州製薬会社。新薬の副作用を目の当たりにした日本人医師が製薬会社の不正を暴く・・・というプロットかと思いきや、物語は意外な展開に。帚木作品ならではの感動がそろそろクルそろそろクル、と期待しつつ読んでいくといつのまにか&あっけなく終わってしまいました。読み返しても涙が出た「閉鎖病棟」「三たびの海峡」「ヒトラーの防具」。自分が逃避行をしているような錯覚に陥るほど見事な筆致の「逃亡」。これら作品に比べてしまうと、本作品もふくめ「国銅」「空山」など最近上梓された作品群は凡庸な印象を受けます。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
恐ろしい現実がそこにはあった。毎日増え続けるHIV感染者。予防も治療も追いつかない。感染者は「感染した」という事実を、なかばあきらめの境地で受け入れる。そんなアフリカを製薬会社は、新薬の実験地域のように扱おうとする。悲劇が悲劇を生んでいく。悲劇の連鎖だ。こんな状況で、はたして未来は開けるのか?エイズ問題は私たちにとっても、もはや対岸の火事ではすまされない。火の粉が頭の上にぱらぱらと降り注ぎ始めている。アフリカ・・・。長年虐げられてきた大陸。「アフリカは世界を見つめる瞳だ。」という言葉がとても印象的だった。一日も早くこの世界からエイズの悲劇がなくなるようにと、願わずにはいられない。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知ることは力 2007/9/22
By 汲平 VINE™ メンバー
形式:文庫
『アフリカの蹄』に続き、黒人政権が樹立されてなお、貧困、エイズに苦しむ国が舞台。
貧しさ故に、欧米で一般的な抗ウィルス薬が購入できず、政府が自主開発した薬が用いられている。欧米の薬剤と同等の効果があるというその薬は、実は無効なのではないかという疑いがあった。一方、貧しい黒人達に交通費を支給し、しかも無料で新薬をくれるというクリニックがあり、その薬を服用した死者が出た。
この2つの事件の解明に、黒人達と日本人医師がのりだし、サスペンスとなる。
最後は、学会発表を契機に、両方の事件とも不正が暴かれ、大団円となる。
確かに、感動的な物語だが、ただ感動しているだけではすまされない。
「知ることは力」。力のあるものは石を動かし、段々畑を造らねばならない。さもなければ、せっかく植えた苗も次の雨で流されてしまう。
さて、自分に何ができるだろうか。そう問いかけてくる作品です。
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最近のカスタマーレビュー
洋を越え響き渡る「アフリカの瞳」
あれから12年、艱難辛苦を克服し勝取った脱アパルトヘイト後の「アフリカの蹄」某国を引き続き襲うエイズ禍。亡き憂国の士ニールの遺志を継ぐシン・パメラ・タケシ・サミュ... 続きを読む
投稿日: 2008/9/7 投稿者: 泉野愚人
アフリカだけじゃないんです
... 続きを読む
投稿日: 2008/7/7 投稿者: ホレイシア
無関心ではいられないエイズ
日本では、最初のエイズ患者が認定されたとき、テレビドラマでエイズが取り上げられた時にHIV検査には多くの関心が寄せられた。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/7 投稿者: Tochitli
作者に会ってみたくなる小説
... 続きを読む
投稿日: 2008/4/13 投稿者: 山盛
面白い!
正直、前作ほどの強烈さは無いが文句なしに面白い。

一読の価値は十分にあります。
投稿日: 2007/11/23 投稿者: feihong
エイズ戦争
『アフリカの蹄』から10年以上経って成長した作田医師の姿が見られてうれしかった。
作者が医師なので医学関係のシーンは説得力がある。
投稿日: 2007/11/11 投稿者: あきぴー@武蔵国
しかし エイズはこわい〜
帚木さんの本を始めて読んだ。
特にサスペンスという感じではなかったが、
HIV、エイズという現代の最悪の病気の状況、... 続きを読む
投稿日: 2007/10/6 投稿者: aki
印象に残る作品
医師としての問題意識をベースにした著作が毎回非常に刺激に富むものであり、本書でもエイズ問題を中心に開発途上国における医療政策の問題、先進国の製薬会社の問題などを取... 続きを読む
投稿日: 2007/9/14 投稿者: tabopapa
先生らし作品
「アフリカの蹄」に続く作品ということで、早速読んでみましたが、この作品も政治と医療の両方の立場からよく描かれています。読みやすい文章、目に浮かぶ描写で、いかにも箒... 続きを読む
投稿日: 2007/8/29 投稿者: windhond
一気に読みました。
「アフリカの蹄」から経た歳月が彼らをすてきな大人にしていました。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/6
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