数年前にTVのドキュメンタリー番組で、グアム沖でニホンウナギの稚魚を発見し、産卵場をほぼ特定したという放送をやっていたのを思い出した。ロマンがあり、すごく神秘的に思えた。
本書の冒険の目的は熱帯ウナギ「ラビアータ」の探索だ。
たかがウナギかもしれない。でも、すごく真摯な態度で取り組む学術的な研究なのだ。
そんな熱帯ウナギを探し求めて、幾多の苦難を乗り越え、決死の覚悟で過酷な辺境・秘境を徘徊する。
そういったすごく真面目な目的を踏まえ、想像を絶するアドベンチャーの極め付けが、熱帯の現地事情を交えて、お笑い旅行記として、おもしろおかしく書かれているのだ。壮絶な食べ物やトイレ事情、交通事情に極暑。。病気。。
こういったアンマッチすぎるところが実に滑稽で次から次へと読みふけってしまう。
地の果てまで捜し求め、やってくれます。
こんな痛快でワイルドな本は久々だ。
冒険大好き野郎にはたまらないおススメの本。そして、勉学に励む少年たちにもぜひ読んでいただきたい。