騙されないようにしようと力まず観た方がいい。とのレビューが沢山ありますが、心配しなくても力んで観ても騙されます。
巧みに騙されます。嫌味なく騙されます。でも、騙されて爽快です。
「やられた」と思って悔しくなるというよりは、「やられた」と思って笑いたくなる。そんな映画です。
この映画、本当にネタバレが命取りになるので、ネタバレ禁が大前提なんですが、事前にネタバレ的要素が入ってこないところが不思議です。以前シックスセンスでは観る前に最後のオチを知ってしまったということがありましたが、この映画は映画評なんかを観ても観た人みんなが必死にネタバレを伏せている感があります。
言いたいのに言えないジレンマに窮屈な思いをしながら、それでも面白いから薦めたくなる。でも、種明かしされていく時の痛快感、そして自分のバカさ加減に笑いたくなるあの面白さ、
それを今から観る人達から奪ってはならないという変な使命感と連帯感がそうさせているように感じます。
好きなんでしょうね、みんなこの映画が。
だってこの映画、観たら色々と語りたくなるというか、感想言いたくなるんです。
それなのにみんな頑張って口を閉ざしている。なんだか作品への愛情を感じます。
かくいう私もそう。内容に関して色々感想を言いたいのに、内容に一切触れようとしないのは、ついうっかりネタバレしてしまうのが怖いから。
それほど至るところに伏線が張り巡らされています。
ああ、オチを知った上で観る「アフタースクール」が早く観たい。それが楽しみで仕方がない。きっとまたすごく面白いんだろうな。
唯一言えることは、大泉洋さん上手い!佐々木蔵之介さん素晴らしい!堺雅人さん流石!