人類が初めて宇宙に出てから約半世紀。未だ「宇宙コロニー」は、存在せず、増えるのは「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」ばかり。インターネットは、爆発的に普及したが「MS(モビルスーツ)」は開発されていない。そんな現在(いま)、こんな取り上げ方もある今年30年目の「機動戦士ガンダム」。
内容の一部を自分なりに、置き換えてみました。
「技術において”寿命が長さ”は必ずしもいいことではない」、「進化しすぎた技術は、”環境変化”で絶滅する」→「ザク」→太平洋戦争の初期には、無敵を誇ったものの末期には、米国の戦闘機の餌食となった「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」
「投入するタイミングを失した技術は、どんなに優秀でも成功しない」→「ゲルググ」→「VHS」に破れたS社のビデオ規格「βマックス」(チョット、違うかも)
「フラッグシップモデルは造るべきか」→「ジオング」→これは昨今の自動車業界でいうと、T社の「レクサス」(いやN社の「GT−R」のことかな?)
本書は「ガンダム本」である面と「ビジネス(失敗論)本」である面のバランスが程良く取れていると思います。私は、おもしろく読みました。でもあんまり、本気(ガチ)の「ガンダム」ファンには、評判がよくないかも知れないなぁ(笑)。
PS.
是非、宇宙歴0080年〜0093年辺りを取り上げた続編を希望します。