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最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
リアルでした。,
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レビュー対象商品: アフタヌーン新書 005 オタク成金 (単行本(ソフトカバー))
「オレと一般ピープルの間には共通言語がないに等しい」……のだそうで、あかほり氏の語りを 天野さんが「通訳」する形式で書かれています。 デビュー前後のいきさつ、売れっ子時代、人気低迷、復活から現在までのこと。 作家論や売れるための秘訣、オタク業界の予想図など。 エンタメ系ヒット作品の秘訣や 作家になるための方法論などが興味深く、 氏の小説を読んだことのない私でも楽しく読むことができました。 あかほり氏のファンはもちろん、 エンタメ系で成功するヒントを掴みたい人も、読んで損はないと思います。 いわゆる「小説の書き方」の本にはあまり載っていないような 「オタク向けのポイント」が色々と語られていて面白かったです。 しかし、語り手である天野さんの言葉が かなり乱暴すぎて、胸が悪くなる部分も多々。 「女子は基本的に、オタク男子には近寄らないんだから!」 「フィギュアでハァハァ言ってるオタクはキモイ」 「おそらく脳の病気。隔離して! オタク男を隔離して!」 「オタク作品って、私にとっては、なんかすごくつまんないんですけど」 主にオタクが読むであろう本に、何度もこの手のフレーズが出てきます。 冗談にしても想像力と思いやりに欠けているような気がしますし、 「一般女子」としての上から目線にはちょっと閉口です。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読めば納得の、成金作家創作術,
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レビュー対象商品: アフタヌーン新書 005 オタク成金 (単行本(ソフトカバー))
僕は俗に言うオタクではなく、「あかほりさとる」なる人物についてなんら知らなかったのだけれど(読んでいて本田透がかつて「あかほりシステム」と名づけたあの「あかほり」であることを思い出す)、本書はそんな90年代を席巻したというオタク成金、アニメ界の小室が語りおろす回顧録と創作術。居酒屋でライターの女をはべらしながらのインタビューという体裁を聞くと、なにやら「過去の栄光にしがみついてみっともないオヤジ」の図を想像しがちではあるが、それだけではない(そうでないわけでもない)。読んでいて最初は、なんか気に食わねぇオヤジだなとは思ってしまうが、読んでいくうちにこの人はある意味、自分の欲望に忠実な人なんだなというのがわかってくる。とにかく彼は、アニメが「好き」で、その業界で「喰っていきたくて」、金持ちに「なりたかった」のだ。そうそれは、人間の誰しもが一度は思い描くであろう欲望であり、彼はそれを実現するために、売れるための術を考え抜き、それを実行してきたまでなのだ。 そこに一般的なオタクの、ナルシシズムとルサンチマンがない交ぜになったどうしょうもない内面のイメージは垣間見えない。 爽快だ。 後半の小説創作論に移っても、その姿勢は揺るがない。創作論において彼が繰り返すのは、キャラであるがそれだけではない。魅力的なキャラだけでも、それが動かなければストーリーにならない。だから彼がまず最初におくのは、そのキャラがもっとも映える魅力的なシーン。 「売れる作品がいい作品」(ただしエンタメに限る)とあっさり言ってのける彼に才能があるとすればそれは、もともとあった物の見方にとらわれない、スコーンと飛び抜けたような新しい見方ができるところなのだろう。だからこそ、一見攻勢に見えている今のラノベ業界が先細りつつあることを感知し、警鐘を鳴らせるのかもしれない。 オタクだけでなく、いやむしろ、オタクでない人のほうが目から鱗の成金作家術。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
色々と読み解くヒントがある,
By I "II" (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アフタヌーン新書 005 オタク成金 (単行本(ソフトカバー))
1990年代以降の日本のアニメ界で大量に作品を発表してきたあかほり氏の半生からアニメというコンテンツの仕組みというのが垣間見えてきます。 ファンに受け入れてもらえるアニメや漫画の作品は世界観や設定から生まれるのではなく魅力的な キャラクターから始まるとか、自分の気に入ったキャラクターに素敵なシーンを積み重ねさせることで 素敵なキャラクターが生まれるとか。いろいろとアニメや漫画にはまった経験がある自分にはなんとなく ピンと来てしまうような話でした。
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