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アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる
 
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アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる [単行本]

伊勢崎 賢治
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

経済特区の平和地帯をつくり、米軍を外に出し、自衛隊非武装が停戦監視する。NATOやアフガン政府と協議した戦争終結のシナリオだ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊勢崎 賢治
1957年生まれ。現在、東京外国語大学教授として、平和構築学を教える。早稲田大学理工学研究科修士課程修了後、留学中のインドでスラム街の住民運動に携わり、国際NGOでも活動。その後、国連PKO職員や日本政府代表として、東チモール、シエラレオネ、アフガニスタンで武装解除を指揮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 146ページ
  • 出版社: かもがわ出版 (2010/2/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4780303265
  • ISBN-13: 978-4780303261
  • 発売日: 2010/2/16
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者の講演を聴いた後に読んだので、地理的条件を理解できたが、本書では地図無しなのが残念。
 
 アフガンとパキスタン国境周辺で、アフガン人口の約半分・パキスタン人口の約1/6を占めるパシュトゥーン人が実効支配する、部族支配地域トライバルゾーン や、世界のケシ栽培の9割を占めるケシ王国の中でも、栽培が最も盛んなヘルマンド州等、住民が連合軍・国軍・様々な反政府勢力との戦闘によって最も大きな被害を受け、最も援助が必要ながらその危険さに伴っていない南部地域の説明を、地図で詳細な地域状況も説明出来たと思われる。
  

 武装解除でタリバンを制圧した北部同盟を解散させたにもかかわらず、そこに国軍でなく再びタリバンが舞い戻り、パキスタンとタリバンの協力や核問題もあって、米・NATO共に引くに引けないが、その原因を作った米が期限付きで「一抜けた」を宣言する今日迄の動き、アフガンによる自治と戦争終結へのロードマップである円卓会議について書かれている。

 ミッションは動き出したばかりで、カルザイ大統領がタリバンなど敵対組織との対話を活発化させている。
 だが、後ろ盾の米国が武装勢力との交渉に懐疑的な上、アフガンでの影響力拡大を狙うパキスタンの協力も得難く、タリバンも、2月に最高幹部の一人が拘束されて以降、指導体制に変化が生じており前途多難だ。

 「美しき誤解」に基づき非武装自衛隊による、国境をまたいだ地域に設けるという「支え合う安全保障(SS)ゾーン」との抗争停止地域での軍事監視任務も、著者の思惑通りに行くだろうかと懐疑の念が湧く箇所もある。

 ただ、著者は一介の大学教授であり、外務省が手をこまねいているからこそ行動しているわけで、それは賞賛されねばならない。

 いずれにしても第3次大戦がこの地域から起こりうる危険性を、世界が協力して沈静化せねばならず、それを外務省と米英が邪魔しない事を祈るばかりだ。
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形式:単行本
思わず「そんなことができるの」と突っ込みたくなるタイトルだが、一読して説得力の強さに感心させられた。米軍の増派につぐ増派にもかかわらず、一向に出口の見えてこないアフガン戦争を終結させるために、著者は「戦争をしない国」である日本が「武器をもたない自衛隊」をアフガンに送り込むことこそがもっとも有効な手段であると説く。その強い信念は、2002年からアフガニスタンにおいて「丸腰」で「軍閥」の武装解除を指揮した経験に裏打ちされている。
「護憲」か「改憲」か、自分の視点をもつことが未だに迷っている人にも必読の一冊である。
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形式:単行本
 実際に国際機関で武装解除の仕事に携わってきた伊勢崎さんだからこそ、いえる、理想論だけではない現実的な紛争解決策が盛り込んでありました。同時に、多国籍の利権が入り乱れ、多くの矛盾をはらむ国際紛争の舞台では、決定的な打開策がないのも事実。理想と現実をいかにすり合わせるかということに葛藤している伊勢崎さんの苦悩も行間に読み取れました。
 意外だったのは、紛争問題について日本への期待が大きいということでした。確かに歴史・宗教などを考えると当然のことなのですが、現代の日本にその期待を受け止める器があるかどうかが疑問です。世界平和と今目の前の生活が解離し、世論も興味を失っている感が否めません。世界平和による経済効果という側面をもっとアピールし、マスコミや政治家、さらには民間企業を動かしていくことが必要なのではないかと思いました。
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