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アフガニスタンの歴史と文化 (世界歴史叢書)
 
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アフガニスタンの歴史と文化 (世界歴史叢書) [単行本]

ヴィレム フォーヘルサング
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

中央アジア、中東、インド亜大陸からの人々が、威信を、富を、征服を、あるいは宗教的帰依者を求めて通過していった「文明の十字路」アフガニスタンのドラマチックな歴史を、豊富な史料と新しい知見を縦横に駆使してまとめる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フォーヘルサング,ヴィレム
1956年生まれ。ライデン大学(オランダ)で古代インドとイランの諸語を学び、1990年にフローニンゲン大学で博士号を取得。現代はライデン国立民族博物館の学芸員

前田 耕作
アフガニスタン文化研究所・所長/和光大学名誉教授。1957年、名古屋大学文学部哲学科(美学・美術史専攻)卒業。和光大学表現学部教授を経て、2003年より現職。専門はアジア文化史、特に中央アジア

山内 和也
独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センター地域環境研究室・室長。1984年、早稲田大学第一文学部(東洋史専攻)卒業。88年、早稲田大学文学研究科修了。92年、テヘラン大学人文学部大学院修了。96年、シルクロード研究所研究員を経て、2003年より現職。専門はイラン、中央アジアの考古学。現在はアフガニスタンのバーミヤーン遺跡の調査研究、保存修復事業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 678ページ
  • 出版社: 明石書店 (2005/4/27)
  • ISBN-10: 4750320706
  • ISBN-13: 978-4750320700
  • 発売日: 2005/4/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.8 x 5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 843,952位 (本のベストセラーを見る)
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By solaris1 トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 これまで、アフガニスタンと呼ばれる地域の歴史は、非常に中途半端に扱われてきたといえる。特に本書を見てから、その思いを強くした。従来出版された「アフガニスタンの歴史」とは、古代中世が極端に少なく、事実上近代以降の、アフガン人国家誕生以降を描いたものに限られていた、といえる。また、古代中世に関しては、アフガニスタンを発祥とする国家が殆どなく、この地域は、古代中国の司馬遷において「高附は、大夏、安息、印度のいづれかが取る」と記載されていたように、その後の歴史も、殆どイラン、インド、中央アジア勢力のいづれかが支配した。アフガニスタンに拠点を持つに至った勢力も、発祥は別の土地だったりしたため、この地域の歴史は、どうしても、支配した帝国全体の歴史として語られてしまい、「じゃあ、その帝国の支配時代、アフガニスタン地域はどうだったのか」が、わからないのが普通だったとさえ言えよう。

 本書は、そうした歴史の隙間を埋めるがごとく、当地域を通過した民族すべてが、当地域で何をしたか、に言及してゆく。アケメネス朝に始まって、マウリヤ朝やサカ人、パルティアやササン朝、イスラームの到来や、モンゴル時代やティムール時代まで、殆ど言及されたことのない時代についても、詳細に、殆ど等分量で記載してゆく。通常の歴史本が、クシャン朝や、グレコ・バクトリア王国、ガズナ朝やバーブルなどに重点を置き勝ちな点と比べると、これは驚くべきことである。このような次第だから、アフガン人の建国には350ページにならないとたどり着かない。その代わり、建国以降は150ページくらいだが、索引参考文献、註を含めて770ページを超える大部の書となっている。

難点といえば、あまり意味をなさない註が多い点と、価格だろうか。5000円以下だと嬉しい。
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